暑い夏の過ごし方(2) -暑い国から学んでみた

それにしても、日本って、いつの間にこんなに暑くなってしまったんでしょうね。
勿論、昔も夏は暑かった訳ですが、ここまで…と言う気がしてなりません。
やっぱり地球の温暖化は進んでいるんだなぁ…と言うのは、夏になると、つい実感してしまいますが、だからと言ってすぐに今の生活スタイルを変えるコトも出来ないと言うのが、悩ましい所の様な気がしますね。

暑い国で飲まれるモノ

前回、暑い国では暑い時間帯は外に出ない!と言う話を書きましたが、そうは言っても、日本の生活でそれを実践するのは、難しいコト。特に働いている人は、完全に無理な話だったりしますよね。
では、何か日本でも実践出来るコトってナイのかなぁ…なんて思ったのですが、そう言えば、日本では暑い時は、ガブガブと冷たいモノを飲んだり、冷たいアイスを食べたりして、身体の火照りを抑える様にするかと思うのですが、暑い国に行くと、特に冷たいモノが飲まれている感じはしないです。
勿論、冷たい飲み物を飲む為には、そもそも飲み物を冷やしておく必要がありますから、冷蔵庫が欠かせない訳で、そうなると電気が24時間ちゃんと来ているコトが必須になりますが、そう言う場所ばかりではないのが実情だったりします。さらに氷ともなると、なかなか難しかったりする訳ですが、では喉が渇いた時に、何を飲んでいるか…と言えば、暑いけれども、熱いモノを飲んでいるコトがほとんど。

前回取り上げたイエメンもイランも、共に飲み物と言えば、チャイが主流。
他にも暑い国であるインドなどもチャイ。

暑い国なのに、熱い飲み物。
不思議に思える様な組み合わせですが、それでもいざ飲んでみると、スーッと身体に入って来るのが不思議な所だったりします。そして、それが堪らなく美味しいから、これまた不思議な所です。

DH000124日本にいるとチャイと言えば、ミルクティーにスパイスが入った感じのモノ…と言うイメージが強いのかも知れませんが、西アジアで飲まれているチャイは、プレーンのミルクティー。
そしてそこに砂糖がたっぷり入っていると言うのが、定番。

そこにジンジャーが入っていたり、カルダモンが入っていたりするモノもある訳ですが、あくまでも基本は、プレーンのミルクティー。

左の写真は、イエメンのサナアのチャイ屋ですが、こうしてチャイ屋で一休みして、身体を休めて、また街中へ…と言うのが、一般的だったりします。

それしても…
甘い。
道端のチャイ屋で飲むと、ホントに甘いチャイが出て来ますが、この甘さが何とも身体にすんなりと熱いチャイが入って来る秘訣なのかも知れません。
と言うのは、砂糖は身体を冷やす作用もあったりします(余計に喉が渇く、と言う側面もある様な気がしてしまいますけれどもね)。
さらに熱々のチャイなので、飲みながら汗をかいたりもします。
でも、汗を流すコトで、体温が下げられる訳です。
チャイ屋の多くは、道端にポツンとあるだけなので、エアコンなんてシロモノは皆無ですから、余計に汗も流れ出て来てしまいますが、それが良かったりする訳です。

冷たい飲み物だと、一瞬の涼は求められますが、身体の芯から変えるコトは出来ませんが、こうして熱いチャイを飲むコトで、体温の調整を身体の芯から出来る訳です。

日本にいると、どうしても冷房が強い場所だったりする所も多い訳ですが、上辺だけでの涼ではなく、ちゃんと身体の芯から調整をする方が良いのかも知れませんね。

なかなかチャイは飲めませんし、飲めたとしても冷たいチャイの方が多いですが、その場合は、ジンジャーなどのスパイスが入っていると、より夏で弱った身体(特に胃腸)には、優しかったりするので、それも覚えておくと、夏バテ予防になるのかも知れませんね。

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