LCCが日本に登場してから、やや年月が過ぎて、ようやくその概念が日本でも浸透して来たのかなぁ…と、最近、思うのですが、未だに、ボク、国内のLCCにはご縁がなく。
成田を拠点にしているLCCとしてジェットスターとバニラエアがありますが、やっぱり成田に遠い関東に住んでいると、そのハードルは高いし、そもそも成田に行くのに3時間くらい掛かってしまうコトを考えると、かなり面倒。3時間掛けて成田に行って、搭乗するのは、近場になってしまう訳ですから。
せめて羽田に来てくれればな、と思うのですが、羽田は世界でも有数の混雑空港ですから、なかなかそう言う訳にもいかないんでしょうね。関空を拠点にしているPeachが元気な関西が羨ましいなぁ…なんて思っていたら、そのPeachが羽田からの国際線に就航するかも知れないと言うニュースが日本経済新聞から流れています。まだPeachとしてはプレスリリースが出ていないので、何処まで信じていいのか分かりませんが。
記事によると、就航予定なのは、台北(桃園)線らしいです。
発着枠にまだ余裕がある深夜・早朝枠を利用しての台北線。
成田~関空を結ぶ路線に就航しているPeachですが、羽田発着の国内線を就航させる訳ではないとのコト。
…って、台北ですか。
深夜便ならば、関空と那覇からも路線がある香港なのかなぁ…と思ったのですが。距離的にもちょうどいい塩梅ですし、香港だと。
機材繰りが明らかになっていませんが、現在、Peachは関空~台北路線を1日2往復4便と那覇~台北路線が1日1往復2便ありますので、この発着を変えて対応するのでしょうが…
羽田~台北は台北側が桃園空港より便利な松山空港利用で、1日8往復16便が運航されています。
キレイにJAL/ANA/チャイナエアラインズ/エバー航空が2往復ずつと言う形で。
羽田発の始発が7時20分。逆に終発が17時55分。
なので、深夜帯での発着はナイと言うコトになります。
ま、そんなに距離もありませんしね。
このPeachによる台北線が深夜便として運航されると、かなり強行になりそうな気もしますが、仕事上がりで台北と言うのが、実現しちゃうのかも…ってのは、興味がある所です。
因みに、現状、羽田に乗り入れているLCCは、現状、たったの2社。
・エアーアジアX:クアラルンプール便:1日1往復(羽田発・深夜)
・香港エクスプレス:香港便:1日2往復(羽田発・深夜と早朝)
最混雑空港を避けて就航するのが、LCCの定石ではありますが、羽田発着のLCCがこの2社3往復しかないのが、関東でLCCの認知度がそこまで急上昇していない原因の1つなのかも知れません。
しかも、2社共に、外国籍の企業ですし。
深夜早朝枠は比較的、発着枠にも余裕があるので、もう何社か乗り入れてくれると、便利になる気がするのですけれどね。色々、航空券の選択肢が広がる他に、行こうと思う場所も広がるハズなので。
バンコクとか、ホーチミンとか。
でも…
仕事上がりのフライトでLCCのちょっと窮屈なシートは、やっぱり厳しいかな。それが夜便になると、余計に。
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