11月に入って涼しい日々が始まって行くのかな?と思ったら、まだまだ日中は暖かい日々が続いていて、個人的には嬉しい誤算。
今年の冬は、かなり暖かいのかな?
国内線は20路線2,267便が減便に!
「ANA」が、プラット・アンド・ホイットニー(P&W)製エンジンの点検作業に伴い、便数計画の変更を発表しました。
具体的には、PW1100G-JMエンジンの点検作業を実施するコトに伴うモノ。
点検作業自体は、P&W社が手配した整備工場で分解し、対象部品の非破壊検査・交換を実施すると言うモノ。
ANAの場合、対象になるのは、エアバスA320neoが11機・A321neoが22機の合計33機。
2024年1月10日~3月30日に掛けて、最大25機が稼働できない状況になるとのコトで、国内・国際線で1日約30便程度が減便になります。
減便数は、国内線が20路線2,267便。
国際線が2路線145便。
減便率は3.6%。
減便の対象となる路線は、主に他に代わりの便がある幹線路線がメインになり、羽田~伊丹や福岡線などだが、結構、多岐に渡る感じ。
国際線については、羽田~ソウル(金浦)と青島線の2路線が対象。
別に今回のケースは、「ANA」に責任がある訳ではない。
だけれど、エンジンの関連のトラブルとしては、「ANA」はツイてないな…と、改めて思ってしまう事案。
減便による減収は、約80億円を想定とのコト。
まぁ、こちらはP&W社側から補填されるのでしょうが。
スタフラ・ソラシドが臨時便運航だが…
今回の減便を受けて、一部路線では、スターフライヤー・ソラシドエアが合計134便の臨時便を運航するコトも発表になりました。
「ANA」の国内線の減便数が、現状だと20路線で2,267便なので、焼け石に水な感じもあるけれど、それでもナイよりはマシなので、利用者側からすれば、有り難い限り。
でもこうした動きを見ると、スタフラもソラシドもANAの資本は入っていますが、名目上、経営自体は独立している状態。
だけれども、まるで「ANA」の支配下にあるような動きにも見えてしまいますね。
それってどうなんだろう…と言う気もする。
グレーなゾーンなのだろうけれど、ANA減便でスタフラ・ソラシド・AIR DOが増便や就航と言うのは、今までもあった話だけれど、やはり実質的にANAの支配下にあると見なされてもおかしくはないように思うし、それならば1度、発着枠関係はリセットするべき話に思えてならないのだけれど。
世界的にも人気の機種なだけに影響は大
安全にまつわる話なので、今回の減便は仕方がナイ。
とは言え、やはり減便の便数としては、かなり大きいですね。
ひとまず無事に全ての機材の点検作業が終われば良いのですが、世界的に見れば、どれぐらい影響が出るんだろう…
エアバスA320neoとA321neo。
共に単通路の双発機。
新型エンジンを搭載し、燃費を抑え、騒音も軽減したコトで世界的にも人気のある機種。
フルサービスキャリアもLCCも、揃って導入していて、世界的にどれぐらいの機材数があるんだろう…とも。
でも、P&W社製のエンジン不具合は、今回が初めてじゃない。
さすがにそろそろ信用力と言う意味では、どうなの?と言う気しかしなくなってきましたね。
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