JR東海・西日本・九州、新幹線予約が1年先まで可能に!ただ難点も!

24時間予約にもようやく対応へ!

JR東海・西日本・九州の3社が、東海道・山陽・九州新幹線の指定席の予約を、乗車日の1年前から予約できるサービスを、2023年10月1日5:30よりスタートするコトを発表しました。

対象になるのは、インターネット予約のエクスプレス予約・スマートEX。

さらにネット予約を9月16日からは24時間可能にするほか(システムメンテナンス時を除く)、乗車区間に応じて、旅行商品・提携店舗での買いモノに使えるポイントを付与するようになる。

現行の予約開始日は、基本的には乗車日の1カ月前からなので、大幅な前倒しになるほか、23:30~翌05:30までは予約が不可だったので、こちらも大きく改善し、より利用しやすい体制になりそう。

ポイント制度については、東海道新幹線区間はEXポイント(新設・TOKAI STAITON POINTに等価で交換可能)、山陽新幹線区間はWESTERポイント、九州新幹線区間はJRキューポで加算されるようになる。

一方で、現行の乗車に応じたポイントで普通席をグリーン車に変更ができるグリーンプログラムは終了となる。

 

あくまでも1年先の予約は、仮予約!

現行のシステムだと予約開始日は乗車日の1カ月前。

ここから1年前まで一気に前倒しと言う形になり、かなり便利になる…と思いつつ、実際には、1年前に予約が完了するのではナイと言うのが、大きな注意点。

1年~1カ月前の間は、仮の運行ダイヤから希望の列車を選択。
その後、乗車1カ月前に、列車番号・発着時刻・座席番号を確定して通知されるとのコト。

なので、あくまでも仮の予約ができると言うイメージに近いのかな?と。

この辺りは、予約システムが全国的なマルスを使っている以上、なかなかすんなり改善するのが難しいのでしょうし、1年後まで同じダイヤで運転がなされている訳でもないので、どうしようもナイと言うのが実情なのかも。

ただ消費者側からすれば、どうなの?と言う感じは否めない。

特に航空業界ではできるコトが、鉄道業界でできないと言うのは、イメージしにくい部分かな…と。

航空業界だって、1年後まで同じダイヤと言う訳じゃない。
と言うか、航空業界は、春・夏と秋・冬で運航スケジュールは異なる訳ですが、それでも多くの航空会社は約1年後の航空券の予約ができる。

JRのシステムは、日本独自のモノだけれども、航空業界は世界的なシステムな訳で、もっと複雑に絡み合うシステム。

なので、できなくはないハズなのだ。

ただやらないだけで。

もう1カ月先の旅程を組むなんて、そんな人はそう多くはない。

旅に出るコトを決めたら、即予約・手配と言う時代なのに、まだまだ旧態依然のシステムを使っているのを、どうにかしたらいいのに…と。

時代に合わせた予約システムの構築を!

まぁ、1カ月先までしか予約ができないと言うのは、ある意味、楽なシステムだったのは間違いがナイ。

1カ月前に旅行に出るのを決めても、半年前に決めても、実際の手配は1カ月前までできない訳だから。

仮に1年先まで予約ができるとなれば、早々に満席になってしまうケースだってあるでしょうしね。

ただもうネットで何でもできる時代。
いい加減、そうした流れにJR各社も対応していくべきなんじゃないかなぁ…と、改めて思ったりも。

えきねっとやe5489など、ネット予約も出来るようになったけれど、未だに都区内だとかの乗車券と一緒に手配ができないと言うのも、困り者だし、これを機に、どんどん時代に合わせて行く感じになればいいのになぁ…と。

まぁ、そう言う意味では24時間対応になると言うのは、朗報ですかね。

Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください