日本国内線は、必要マイル数変化なし!だが…
米航空大手の「ユナイテッド航空」。
そのユナイテッド航空のマイレージであるマイレージプラスの特典航空券に必要なマイル数が、改正されました。
“されました”と言っても、シレ―ッと必要マイル数が跳ね上がっただけで、一体、どの区間がどのぐらいのマイル数が必要なのかなど、特に正式な発表はないのですけれどもね。
そして、マイレージプラスの必要マイル数の改正は、たびたび行われているモノなので、全然、驚きすら感じなくなってしまったけれど、ひとまず、こんな感じになったのは、確実な模様。
国内線は変わらず
まずANA運航の日本国内線の必要マイル数は、変わらずの5,000マイル~。
これはレギュラーシーズンで見ればANAの6,000マイル~よりも低いマイル数でお得な特典航空券の1つなのですが、今回は、据え置き。
また同様に米国本土内の国内線の必要マイル数も、変わらず。
大陸横断便だと15,000マイル~(ビジネスクラスだと30,000マイル~)。
短距離フライトだともっと低いマイル数のフライトもありますが、こちらも基本的には変わりがない模様なので、まずは安心な部分がありますね。
太平洋路線は、必要マイル数・増!
今回の改正で必要マイル数が最も跳ね上がったのは、恐らく、日本~米国本土などの太平洋を跨ぐ路線なのかな?と言う感じ。
エコノミーの場合、35,000マイル~だったのが、55,000マイル~と、一気に57%増。
ビジネスクラスも70,000マイル~が100,000マイル~と43%の増。
韓国~米国本土路線なども、同様に値上がりした形ですし、日本~ハワイ線も必要マイル数が増加した形に。
南太平洋路線も、必要マイル数・増!
さらに南太平洋路線も、必要マイル数が増加。
日本発着で見れば、日本~グアムが15,000マイル~だったのが、20,000マイルに。
米国~オーストラリアも40,000マイル~が55,000マイル~と37%の増加。
他にも南米線も米国~南・南米だとアビアンカ利用の33,000マイルが49,500マイルになるなど、かなり広範囲で改定が掛かった形。
変わらなかったのは、上述の日本・米国内国内線の他は、米国~ヨーロッパ・中近東路線と言う感じでしょうか。
あと何気に日本~東南アジア線も22,000マイル~と変更なしですね。
ただそもそも米国~ヨーロッパ線は、前の改正で必要マイル数が増加していたので、前回と今回の改正を合わせると、かなりの路線で必要マイル数が増加したと言えそうです。
UAでマイルを貯めるメリットって?
相変わらずしシレ―ッと改正するユナイテッド航空。
ホントはメインに据えたいようなプログラムでもあるのですが、この改正があるからメインプログラムとして利用するには、ちょっと躊躇するマイレージです。
ってか、上げ幅も大きすぎるんですよね。
ただそれでも日本国内線は、基本的には5,000マイル。
さらに国際線も燃油サーチャージ不要。
保有するマイルに有効期限もナシ。
この辺りをどう評価するか…と言う感じですね。
ただやはり改定含みなのは否めないので、いつまで日本国内線が5,000マイル~と言うのが維持されるのか…と言うのはありますが。
個人的には、東南アジア線で利用しようかなぁ…と、ちょうどマイル数をチェックしていた矢先。
日本~東南アジア線は、必要マイル数に変化がないのは、ホッとしていますが、ユナイテッド航空の特典航空券は、選択肢が多いと言うのも特徴の1つ。
え?
そんなルートを提示してくる?みたいな。
それでいて必要マイル数は変化なし…が、基本なので、チェックするだけでも楽しいんですよね(笑)。
対策は過度に貯めすぎない+ポイ活
今回の特典航空券への必要マイル数の改定でも分かる通り、いつ、改定が行われるかは、分からない。
日系のように1年以上前からアナウンスが出るなんて言うのは、どちらかと言えば、稀で、米国系のマイレージプログラムだと、アナウンス→即施行。
そのリスクはやはり大きい。
対策としては、やはり“マイルを過度に貯めない”。
それに尽きるんだと思う。
搭乗で貯めたマイルに関しては仕方がないですが、ユナイテッド航空のマイレージプラスは、提携先も多い。
外資なのに日本のポイ活サイトである「モッピー」との提携もある。
モッピーからユナイテッド航空へ、直接交換が可能に!
ひとまずはこれら提携先でポイントを貯めて、必要マイル数に到達したら一気にマイルに交換。
そして間髪入れずに、特典航空券を予約。
もうこれに尽きますね。
逆に、提携先が多いので、そうした対策ができるのが、マイレージプラスの最大の魅力になるのかも…
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