ピーチ、初の中部発着国際線となる台北線、3月から運航開始へ!

ピーチ、中部~台北線新規開設!

ANA傘下のLCC「ピーチ」が、2023年3月27日から名古屋(中部)~台北(桃園)線を新規で開設するコトが発表になりました~。

「ピーチ」としては、中部発着の初の国際線と言うコトになります(『名古屋ー台北線就航、大阪ー高雄線、運航再開決定!』)。

運航スケジュールは、こんな感じ。

ピーチ|中部~台北(桃園)線スケジュール

MM727|中部23:15→台北01:25(翌日着)
MM722|台北02:25→中部06:30
*台北発は3月28日初便

深夜帯での運航。
中部23時台の出発なので、名古屋都心部で仕事の人ならば、仕事後、弾丸で搭乗と言うのもできそうな感じですね。
逆に台北発も深夜帯なので、丸々1日を楽しめるし、中部着が朝6:30なので、そのまま出社と言うのも、全然できるピーチお得意の時間設定。

中部~台北線は、既にチャイナエアラインとタイガーエア・台湾が乗り入れていますが、日系としては現状、運航便がないので、朗報ですね。
また1日1往復での運航なので、旅程も立てやすいのは嬉しいところ。

コロナでも攻めるピーチ!

元々、「ピーチ」に統合された「バニラエア」が台湾路線に注力していたコトもあって、「ピーチ」の台湾路線は豊富。
その中で中部発着路線は、「ピーチ」の就航自体、2020年12月と出遅れたので、新千歳・仙台・那覇・石垣の4路線の運航で、国際線はナシだったので、待望の国際線。

ただそもそも中部での路線開設がコロナ禍真っ只中だったので、よくここまで短期間で辿り着けたなぁ…とも。

コロナ禍でも積極的に新路線の開拓などを行なっていた「ピーチ」。
世間的にもポストコロナモードに入りつつありますが、この開拓してきたモノが、実を結ぶかどうかが問われる時期にはなっていますが、同時に関空~高雄線を2023年8月1日から運航再開するコトも発表に。

関空~バンコク線も就航したし、どんどん攻めて行く感じですね(その一方で、機材繰りもあって、季節運航化する路線もあるけれど)。

ただ深夜便にしては、そこまでスタートの運賃設定が安くないのは気になるところ。
他の深夜便もそうですが、この路線なんかは、セール時にセール価格で“買い!”って感じかなぁ…と言うのが、正直な感想ではありますけれどね。

勢いのある日系航空会社が他にない…

コロナ禍でもポストコロナになっても、勢いを持続させている「ピーチ」。

ただそれに続く日本の航空会社がナイのは、寂しい限り。

対抗馬である「ジェットスター・ジャパン」も、国際線は再開させたけれども、他の話が全く出てこないですしね。
それだけ経営的には慎重になっていると言うコトなのかな?

元々、「ジェットスター・ジャパン」が強いのは国内線ですから、派手な動きが見えてこない部分は仕方ないのでしょうが。

JAL系では唯一、路線拡大の動きを見せているのは「ZIPAIR」ですが、中長距離路線主体だから、そこまで矢継ぎ早に路線ができる訳でもないでしょうし、そもそも台北線の就航予告は出ているけれど、なかなか具現化されないまま、2023年の夏ダイヤを迎えるコトになりそうですね。

航空券価格が高騰しているので、もうちょっと便数増えて、低廉化してくれると、消費者としては嬉しいんですけれどね(航空会社的には、現状の価格を維持したいでしょうが)。
ただどの航空会社もコロナ禍で経営的には厳しくなったので、現状を維持してから…となるのも、仕方がない話ではあるのでしょうが。

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