ここ最近書いている記事は、5月の話なんですが、この夏は緊急事態宣言がもう効果が出ないと判明した夏になっている感じがある。
自粛って、なんだ?
そんな感じになりつつある。
去年の夏は、まだ自粛ムードの方が強かったように思うけれど…
まだワクチン接種が広まっていない状況なのは、変わらずなんですけれどもね…
早速のごはん難民。仕方がないし分かっていたとは言え…
大阪ほぼ定刻到着。
ちょうど緊急事態宣言が出されている最中だったし、閉めている飲食店が多いのは理解をしていたけれども、実の所、実際の状況がどんな感じなのかは、あまり良く分かっていなかった。
と言うのも、コロナ禍後はほとんど外出していないし、都心に行ったコトもほとんどなかったので(そう言う意味ではしっかり外出自粛しているんですな、ボク)、正直、状況も良く分かっていなかった。
が、梅田の街を歩いて、スグにその状況が分かった感がある。
何と言っても、お店がやっていない。
ホワイティを歩いても、お店はクローズ。
阪急系もやってない。
ちょっと梅田界隈を歩いてみても開いているお店がほとんどない。
昼食を食べていない状況だったので、梅田で遅いながらも軽く食事を食べられる場所があれば…と思っていたのですがね。
こんな梅田、記憶にない。
阪神大震災の後の梅田だって、こんなんじゃなかったように思う(もうあまり記憶にはないけれど)。
いや、これが当たり前の光景なのだろう。
何と言っても、“緊急事態宣言”が出ている最中な訳だから。
新梅田食道街ぐらいはやっている店があるだろう…なんて、意味不明にも思っていたのですが、ここも一部のお店を除いて、ほぼクローズで、早速、食事難民と化しました。
事前に分かってはいたコト。
そして、そうなっていなければ感染拡大が防げないと判断されているコト。
だけれど、実際にその光景を目の当たりにすると、戸惑う自分はいますね。
飲食が悪い訳じゃない。
確かにマスクを外すから感染のリスクは高めなのは、間違いがない。
だけれども、飲食店での黙食であったり、複数人の飲食利用を控えれば、そこまで問題ではないハズで、どうして感染拡大から1年以上が過ぎているのに、こんな状況になっているのだろう…と。
ミナミからも人が消えてる…
で、宿にチェックインしてから、仕事がてらミナミへ。
梅田界隈よりも、ミナミの方が、ホントに人がいない…
いつもは人で賑わう場所。
なのに、人がいなかった。
観光客がいないor少なくなっていると言うのは、理解できるし、そうあるべきタイミングであったと思う。
ただ地元の人もいないとは…
いや、それが正しき緊急事態宣言下の状況なのだと思う。
この夏も緊急事態宣言は出ているけれど、もう街に人が戻って来てしまっていますからね。
“緊急”と銘打ちながらも、今年に入ってから、東京では宣言が出ていなかった日なんて、ごく僅か。
それでいて、政府の緊急事態宣言にも強制力はない訳ですから。
不要不急の外出…なんて言うけれど、突き詰めて行けば、不要不急じゃない外出なんて、救急・警察・電力・物流ぐらいじゃない?
基本的には、どんな外出だって、仕事を含めて不要不急ですからね。
“緊急事態宣言”が意味を成さなくなったこの夏の日本。
果たして、この先に取れる対策は、何があるのだろう…
かと言って、ロックダウンが可能になるコトを望んでいる訳じゃないけれど。
コロナ感染リスクは自己責任じゃない。
ただそんな中、自分は大阪にいる。
そのコトに、釈然としていない自分がいるのも事実だった。
仕事を絡ませていると言え、仕事内容は救急でもナイ訳で、不要不急である。
仕事はテレワークであるべきだとは言わない。
旅をするなとか、外出するなとかも言わない。
でも、旅をしろとか、自己責任で…とも言えない。
仮に陽性になったら、自分1人で解決できる話じゃなく、医療の厄介になる訳なのだから、自己責任なんか言っていられない。
大阪にいて、良いのか。
この後、京都に行くけれど、それで良いのか。
旅先で、そんなコトを頭の中によぎったのは、初めてのコトのように思う。
今まで危険度情報で危険度が高いとされている場所に行ったりもして来た。
内戦とかじゃないけれども、行ったら混乱していた国や地域もあった。
だけれども、その場所にそのタイミングで行くと決めるのも自分な訳で、その行動に疑問符を付けるコトなんて、今までなかった。
自分は、ココにいて良いのか。
釈然としない何か。
答えは分かっている。
ホントはダメだと言うコト。
仕事で…とは言うけれども、本来は、いるべきじゃない。
でも、実際には大阪に来ている。
そんな想いを抱えながらの、関西での滞在開始。
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