イベリアとブリティッシュのマイルを移行してみたら、至極簡単だった。

イベリアとブリティッシュはマイルの相互移行可能!

イベリア航空とブリティッシュ・エアウェイズ。

スペインとイギリスを代表する航空会社ですが、現在は、「インターナショナル・エアラインズ・グループ」と言う持株会社の下に経営を統合している航空会社。

さらにその下にアイルランドのエア・リンガス、LCCのブエリング航空・レベルが傘下に連なっている訳ですが、このブログでも時折、記事を書いていたりはしますが、個人的にどちらともマイルを保有していたりします。

【徹底ガイド】ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブクラブ(2019年版)

JALと同じワンワールドに加盟しているイギリスのブリティッシュ・エアウェイズ(以下、BA)。 そのマイレージサービスであるエグゼクティブクラブの特典航空券への交換に際、必要なマイル数が変更になりました(エグゼクティブクラブでの単位はAvios)。

と言うのも、イベリア航空の「Iberia Plus」とブリティッシュ・エアウェイズの「Executive Club」とは、相互にマイルを移行し合うコトが出来るのです。

しかも、無料で、何度でも。

コレって、結構、画期的なんですよね、実は。
経営統合や子会社化でWブランドを持っている航空会社は、チラホラと表れていたりしますが、マイレージプログラムが別々なのに、相互でマイルを移行出来るプログラムって、他にない様な感じなので(例:エールフランス・KLMオランダ航空/中国南方航空・厦門航空/中国国際航空・深圳航空など…)。

経営は統合されていますが、実際の提携関係は少し異なる為、それぞれ使う場面で、マイルを移行するのがベターなのですが、最近、イベリア航空のサイトが重く、なかなかログイン出来ない状態が続いたので、サクッと「Iberia Plus」の保有マイルを、「Executive Club」へと移行させておこう…と。

マイルを相互移行する為の条件は?

まずマイルの相互移行の条件ですが、2つだけ存在しています。

マイル相互移行の条件

・IB/BAともにアカウント開設後90日が経過しているコト
・IB/BAともにアカウントのアクティビティがあるコト

この2つだけ。

90日間が経過していると言うのは、分かりやすいのですが、アカウントのアクティビティと言うのは、マイル(2つとも単位はAvios)の変動があるコトで、別にイベリア航空やブリティッシュ・エアウェイズへの搭乗実績が必要な訳じゃないです。

クレジットカードからのポイントを移行しても、JALに搭乗しても、ホテルに滞在してマイルを積算してもアクティビティと認定されます。

ボクの場合、イベリア航空はマイル購入、ブリティッシュ・エアウェイズはホテルの滞在でアクティビティと認定されていて、どちらの航空会社も搭乗によるマイル加算の実績はありませんでしたが、すんなりと認定されているのは、日本在住民としては助かる所です。



実際にマイルを移行してみる

さて、準備が整ったら、とりあえずマイルの移行です。

IB・BAどちらからでもマイルの移行自体は可能ですが、上記の通り、サイトが重かったと言うコトもあって、今回は、ブリティッシュ・エアウェイズ側のサイトから移行を行ってみました。

まずは、ブリティッシュ・エアウェイズのサイトの「Executive Club」の中にある「アカウント管理」をクリック。

さらにその下の方に「Aviosをまとめる」と言う項目があるので、それをクリック。

すると画面が切り替わり、まとめる項目を入力出来る様になります(元々、「Executive Club」はログインしているので、項目が出て来ています)。

今回は、イベリア航空の「Iberia Plus」からまとめるコトになるので、選択するとマイレージ会員番号と、パスワードを入力出来る様になり、チェックボックスにチェックを入れてボタンを押すと、「Iberia Plus」が反映されました。

下部に「Iberia Plus to British Airways」と「British Airways to Iberia Plus」が選択出来、移行するマイル数が入力出来る様になるので、それぞれ選択・入力して、進むと、確認画面が表示され、さらに進むと完了です。

因みに上記の画像でも分かりますが、ボクのブリティッシュ・エアウェイズの「Executive Club」の保有マイル数は、882マイル(Avios)ですね、移行前は。

そこにイベリア航空の「Iberia Plus」の保有マイルである19,616マイルを移行します。

すると、ホントにスグに自分の「Executive Club」のアカウントに「Iberia Plus」から移行したマイル数が反映されました。



ちょっと時差があるのかなぁ…なんて思っていたのですが、ホントにあっと言う間。

ホントに手軽です。
逆に戻すコトも出来るのですが、これだけ手軽だったら、利用する段階になってからやっても全然、不便はしないなぁ…ってレベルでした。

これだけ簡単ならば、確かにマイレージプログラムを並列して存続させていても、何も問題はない様に思えますね。
寧ろ、それぞれで提携関係が違うのに加え、予約クラスによっては加算率も異なるので、お得な方を選べばいいだけの話ですし。
逆に言えば、ブリティッシュ・エアウェイズでマイルを保有している人は、イベリア航空やエアリンガスでもマイレージ口座を持っておけ~と言う話の様な気がするレベルです。

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