ビーマンバングラデシュが、日本路線を年内に再開?

ビーマンバングラデシュ航空、日本路線の運航を再開か?

バングラデシュを代表する航空会社であるビーマンバングラデシュ航空が、2019年12月までに、日本~ダッカを結ぶ直行便の運航を再開する方針が明らかになりました。

ビーマンバングラデシュ航空の日本路線と言えば、かつては、資金力の乏しいバックパッカーの、バンコクorインドまでの御用達航空だった訳ですが、1980年に成田に初就航を果たした後、1981年に運休。
9年半に及ぶ運休期間を経て、1990年11月に運航を再開するモノの、2006年10月末に運休して以来、日本路線の運航は中止されていた訳ですが、年内に運航再開となると、約13年ぶりとなる日本路線と言うコトにもなります。

現時点で発表されているのは、記者会見で日本路線の運航再開を明らかにしたと言うコトのみで、就航する空港や便数などは明らかになっていません。

成田線が運航されていた頃は、バンコク経由便での運航でしたが、今回の運航再開が直行便なのか、経由便なのかも明らかになっていないですし、お国柄を考えると、すんなり運航再開がなされるのかどうか、ちょっと微妙な部分もあるかとは思いますが、バングラデシュへ進出する日本企業は、過去5年間で1.5倍に増えているとの話ですし(ただ元が少ないので、増えた所でそこまで多くはないと言えるのかも知れませんけれど)、バングラデシュのプロサッカーリーグで日本人選手が3人も誕生するなど、バングラデシュと日本との結びつきは、以前より増加傾向にあるのが、運航再開への背景にあるようです。

日本人選手が3人もいる、バングラデシュサッカーリーグ!

実は、小さい頃はサッカーを習っていました、ボク。 旅ブログ上だと、単にダラダラと旅をしている人って感じでしょうが、水泳は未だにバタフライぐらいならば25mは泳げますし、スケートだってバックで滑れるのは、小さい頃にスポーツ少年だった杵柄だったりするんでしょうね。 もうその片鱗しか残ってませんが。 スポーツ少年だったボクが、一番、時間を掛けていたのは、サッカー。 …

まぁ、どこまでビジネス需要があるのか…と言うコトになるでしょうね。
観光需要としては、あまり知られている観光地がないだけに、期待薄でしょうから。

大都市なのに空路が貧弱なダッカ

現状、バングラデシュに行こうとすると、香港・クアラルンプール・バンコク・シンガポール・広州辺りで乗り換えて行くのが一般的なのですが、対距離で考えると、やや航空券が高止まりしている様な感じが残るのが、実情なのは、選択肢が少ないからなのでしょうかね。

LCCがバンコクからはタイ・ライオン・エアが、クアラルンプールからはエアアジアやマリンドエアが乗り入れているのですが、逆に言えば、スクートやジェットスターなんかは未就航だし、インド側からもデリー~ダッカとコルカタ~ダッカにスパイスジェットとインディゴが乗り入れていますが、日本人的には一般的なルートにはなり得ず…

東側からダッカに入るLCCが、タイライオンとエアアジア・マリンドエアぐらいしかナイと言うのも、選択肢が少ない理由の1つなのかも。

ダッカは世界でも有数の大都市な割に、空路が貧弱(いや、貧弱なのは、空路だけに限らないけれど)。

ボクが訪れた時は、香港からのキャセイドラゴン航空を利用しましたが、やっぱり直行便があると便利なんですよね…

まさか羽田就航を狙っている…?

気になるのは、ビーマンバングラデシュ航空のWebサイトで航空券を検索すると、「Tokyo」の所に「HND」の3文字が表示されていると言う所。

ビーマンバングラデシュは、日本路線から撤退して以降、特にコードシェア便で日本に乗り入れている訳でもナイので、そもそも現時点で、東京便を持っている訳じゃないので、表示された所で、該当する航空券は売っていないのですが…

羽田って…

成田じゃなくて?

まさか、羽田?

いやいや、冗談でしょ。

つい、そう思ってしまいました。

そもそも羽田の発着枠を持っている訳ではないハズなので(羽田の発着枠が拡大しても、ビーマンバングラデシュに回って来るとは思えないし…)、深夜便で乗り入れたいと言うつもりなんでしょうかね。

そうなると実は案外、便利になる感じではありますが。

一応、2014年に開かれた航空協議で、成田空港への乗り入れの拡大や、コードシェアの枠組みの自由化には合意しているので、ビーマンバングラデシュ航空側が乗り気になれば、すぐに成田への運航再開は容易なのかも知れませんけれど。

バングラ経由で、どこか…?

因みに、ビーマンバングラデシュ航空ですが、インド路線は、コルカタへ週14便、デリーへ週3便運航していたり、中近東もクウェート・ダンマーム・ドーハ・アブダビ・ドバイ・マスカット・リヤド・ジェッダと飛ばしていたりします。

さらにロンドンにも週4便で路線があるのですが、かつては香港やフランクフルト、ローマとかにも路線を持っていたのですけれども、ヨーロッパ線は、現在、ロンドン線のみになっている模様。

さすがにダッカ経由で行くと言う様な奇特な人は、ほとんどいないでしょうね(笑)。

で、一番現実的なのは、ネパールのカトマンズか、ビルマ(ミャンマー)のヤンゴンかになるのかな…と。

そして、仮にビーマンバングラデシュ航空による日本路線の運航が再開されれば、日本でもバングラブームが来る…?

いや…

それはやっぱり厳しいだろうなぁ…

とっても面白い国なんですけれどもね。

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