バックパッカーでも行ける世界最安ミシュラン星付き店!

ミシュラン。

元々は、フランスのタイヤメーカー。

今でも、タイヤメーカーとして世界2位の売上を保っている企業である。

そのタイヤメーカーのミシュランが、『ミシュランガイド東京 2018』(もしくは単に『ミシュランガイド』)と言うドライブガイドブック・レストランガイドブックを出していたりする。

元々は、ヨーロッパを中心としたガイドブックだったのが、2007年にアジア初となる東京版が22カ国目として登場して以来、日本でも知名度が一気に上がった感じがあるけれど、覆面の独自調査によって星が付くガイドブック。

レストランの場合、星の数は、

★(1つ星)…その分野で特に美味しい料理
★★(2つ星)…極めて美味であり遠回りをしてでも訪れる価値がある料理
★★★(3つ星)…それを味わうために旅行する価値がある卓越した料理

とされているのに加え、そもそもミシュランガイドに掲載されるコト自体、星が付かなくても評価が高いと言われる。

さて、香港版は、『Michelin Red Guide 2018 Hong Kong & Macau: Restaurants & Hotels』として、発行されている訳ですが、やっぱりミシュランで星が付いている様なお店は、お値段が高い。

もうそもそもボクなんて、“お呼びでナイ!”と言うレベル。

メニューを見る前に門前払いって感じなぐらいなのですが、この『Michelin Red Guide 2018 Hong Kong & Macau: Restaurants & Hotels』編には、“世界で最も安いミシュラン星付き”とも言われているお店が掲載されていたりします。

それが2009年創業の「添好運」(ティム・ホー・ワン)。

世界で最安のミシュラン星付きお店に行ってみた!

“よりカジュアルに、日常的に本物の味を”をコンセプトにして、フォーシーズンズホテル香港の中にある広東料理店の「龍景軒」で転身を担当していたMak Kwai Puiが、Leung Fai Keungをパートナーに迎えたお店。

幾つかお店はあるのですが、訪れたのは、中環駅。

エアポートエクスプレスの香港駅に直結しているので、旅行者としても便利な立地。
但し、香港に5店舗ある内の、星を取っているのは、3店舗で、中環店は実は星を取っていなかったりはするんですけれどもね。

混んでいると言われていたのですが、1人だったのが幸いしたのか、ちょうどスポッと席に座れました、並ばずに(因みに、混雑して列が出来ていても、案外、回転は良いらしいです)。

メニューが印刷された紙があるので、それにチェックを入れてスタッフに渡すだけで、メニューは広東語と英語版が(日本語はナシです)あるので、何となく分かるし、そもそも写真付きのモノがテーブルクロス代わりに置かれるので、何とか分かるかと。

そして、頼んだ料理は、こんな感じ。

若い人やお腹が空いている時とかならば、もう1品ぐらい点心、食べられるかと思います(因みに、既にチャーシュー入りメロンパンは1つ食べた後の撮影です(笑))。

さて、順番に頼んだ料理を見てみたいと思います。

看板メニューは、チャーシューとメロンパンのハーモニー!

まず頼んだのは、看板メニューでもある「酥皮焗叉燒包」(3個で21香港ドル)。

日本語訳をすると、「チャーシュー入りメロンパン」。
どう考えても合わない様な気がするのですが、実際に食べてみると…

外側の生地が薄めでサクサク。
中にちょっと甘辛のチャーシューが、ゴロッと。

これは…

アリですね、間違いなく。

大きさもそうだけれども、全てが程よくて、ちょうどいい感じのハーモニーになっている感じ。

他のメニューも美味!

「晶瑩鮮蝦餃」(30香港ドル:写真右側)。

エビ餃子。
思ったよりも、皮がもちもち。

そして、「古法糯米雞」(28香港ドル:写真左側)。

ちまきと思えば良いのかな。
お米はもち米みたいな感じで、かなり腹に膨れます。

ラストに「杞子桂花躾」(12香港ドル)。

正確には最後の感じが違うんだけれど、日本常用漢字でどう出せば出て来るのかが分からない…

でも、デザートで、日本語訳にすると、“きんもくせいのゼリー”みたいな感じ。
ほんのり甘くて、ちょっとだけひんやりとしたゼリーなんだけれども、今まであまり食べたコトがナイ雰囲気のデザート。

 

パン。
ご飯。
餃子。
デザート。

何だかとりとめのない組み合わせになりましたが、正直、どれも美味。

行くまでは、

“ミシュランで星付きじゃなくても、香港は美味いんだし、わざわざ行かなくても~”

なんて思っていたのですが、何で、前回の香港訪問の時とかに、立ち寄っていないんだろう…と思ったぐらい。

点心料理って、やっぱりみんなでわいわいしたい感じもあるし、そもそも注文が面倒だったりするのですが、別に1人で入っても違和感なかったし、記入方式なので、注文もやりやすかったと言うのも大きなポイントかも。

外れもナイと言うのも、大きいポイント。

中環店は、シティチェックインの1つ下の階にあって、荷物を預けた後に使えたりもする便利な立地だし、きっと次回も行くだろうな…と言うお店になりました。

ってか、ホントにボクみたいなバックパッカーでも行けるミシュラン店。
貴重すぎますね。

って…

東京にもこの春、出来たらしいですけれどもね。

日比谷に。

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*香港編は土日を挟んで5月21日更新分から続きを書きまーす(予定)。
多分、そろそろ完結する気がしますけれど、懲りずに読みに来てくださいっ!

「世界で中華万歳!」的な話はコチラもチェック!

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