インドってお酒は買いやすい?
バングラデシュは、お酒がホントに買いにくい国だった(詳しくは、『イスラムの国、バングラデシュでお酒は飲めるのか?』を参照)。
何と言っても、購入出来る場所がかなり限られているから。
で、インドは…と言うと、インドもそこまで買いやすい国とは言い難かったりします。
レストランでもちゃんと許可を受けているお店限定。
スーパーとかじゃなくて、お酒が買える場所は、基本的に、酒屋限定。
しかも、その酒屋も大体のお店は格子窓が付いていたりする様なスタイルのお店が多く、気軽にフラッと買いに行って、色々と銘柄を眺めながら買うなんて、出来ない感じ。
政府が飲ませたくない。
それもあるだろう。
インド人の酒癖が悪い。
それもありそう(←勝手な先入観と言うか、イメージですけれどもね)。
だけれども、基本的には、宗教的な話。
ただインドで特筆しなければならないのは、州によって買いやすさも違うし、税率だって違ったりすると言う所でしょう。
まぁ、それはお酒に関する話だけじゃないんですけれど。
まぁ、そう言う点では、プリ―のサンタナは、ビールが宿で入手出来ると言う貴重な宿だったりします(多分、合法的に買えると言う訳じゃない気がしますが)。
[amazonjs asin=”4906700365″ locale=”JP” title=”インドホリック インド一周142日間 (P-Vine Books)”]ポンディシェリーの酒税の安さはインド1番!
んで、ポンディシェリー。
酒税が安いんです、この町!
なので、それを推している感じもあって、飲める場所も、インドの他の町よりも、全然、多めだったりします。
ホテルやカフェの屋上に、“BAR”と題したお酒を飲むのをメインとしたレストランを設けている場所も多く、しかも、“2杯飲めば、1杯無料!”みたいな、何だか免税店商法みたいなコトを常時、やっているお店も多かったです。
もちろん、行きますよ。
だって、バングラデシュを含めて、この旅、ほとんどお酒を飲んでませんモン。
いや、別にアル中とかじゃないですよ。
ただ、やっぱりほら、ちょっとは飲みたくなるモノで。
まずは近くのホテルの屋上へ。
“2杯飲めば、1杯タダ”なお店。
が…
1人でフラッと来て、ビール3本までは全然、進みませんでした(笑)。
まぁ、2本ぐらいがちょうどいい感じで。
別の日には、宿の近くの酒屋の屋上にある場末の飲み屋へ。
外国人が来るのはやっぱり珍しいのか、かなり挙動不審者のような目で見られましたけれども、注文した後は、優しく迎えてくれました。
因みに、このお店。
ビールを下の酒屋で買うと、65ルピー。
屋上で飲むと、70ルピー。
屋内のACルームで飲むと75ルピーと、飲む場所によって値段が異なると言うお店。
それにしても、インドで考えてみても、破格の安さです。
75ルピーで考えても、120円弱ですからね。
宿から1~2分ぐらいの近さにあったお店なのですが(宿を右に出て、最初の角を曲がっただけと言う近さ)、この値段なら、そりゃ、同じ部屋のドイツ人は、昼間から夜まで、宿の屋上で酒盛りをしている訳です。
いや、逆に言えば、この値段ぐらいだな、気軽に金額を気にせずに飲めるのは…と思ったりなんかもしますけれどもね。
んで、おつまみには、ガーリックフィッシュ。
全然、思っていたのと違うモノが出て来ましたが、めちゃくちゃガーリックが効いていて、個人的にはハマる美味しさでした。
あまりにもハマったので、メニューにあった“ガーリックカリフラワー”を頼んでみたのですが、味付けは全く一緒で、あまりにも味が同じすぎて、もう1度、ガーリックフィッシュを頼んだんだっけ?と思ったぐらい。
でも、こちらも美味しかったけれど。
ビールも安い。
おつまみも辛い or カレー or 脂っこいモノ以外のモノがある。
ポンディ。
良すぎるんじゃない、やっぱり。
別に観光地として世間に知られている訳じゃないけれども、ちょっと旅の箸休めみたいな町としては、全然、アリな町だと思う(ってか、今回、インドに入ってから、箸休め的な町にしか行けていない感じではありますけれどね)。
コメントを残す