南米をぶらーっと旅している人にとっては、鬼門になるブラジルビザ。
と言うのも、日本人が南米でビザが必要な国って、基本的にブラジルぐらい。
それだけじゃなく、そのビザ代金も約100ドルと高いし、日本での取得は郵送なども対応してくれるけれども、オンラインでフォーマットに入力した上、銀行の預金残高証明書(もしくはクレジットカードの利用可能額記載の明細書)などが必要だし、空路だと往復の予約確認書なども必要になってくるし。
最大90日間で3年有効のマルチプルが貰えるのは、嬉しいのですが、残高証明書とか、正直言って、面倒。
なので、ボクはタイミング次第では即日でも取得が出来て残高証明書などが求められないパラグアイのエンカルナシオンで取得した訳ですが、ブラジルも、いよいよ電子ビザの交付がスタート!と言うコトで、これからは随分と便利になりそうです!
ブラジル、電子査証システム(e-Visa)スタート!
期間:
2018年1月11日~
対象:
日本国籍・オーストラリア国籍所有者のみ
*いずれカナダ国籍やアメリカ国籍所有者にも適用予定だそうです
内容:
取得可能ビザは観光・トランジット・商用ビザ
有効期限は最長2年で滞在許可は90日以内
ビザ代金:US40$+VFS手数料US4.24$
申請に必要なモノ:
・写真(パスポートの顔写真ページ)と写真
*Passport page which has your personal information and photo
申請方法
- e-Visaページにアクセス
- ユーザーIDとパスワードを登録
- 申請書を記入
- 写真のアップロード
- ビザ代金の支払い
- 許可が下りたら、PDFファイルのe-Visaをダウンロードし、プリント
こんな流れになります。
注意点:
・パスポートの有効期限が2年未満の場合は、パスポートの有効期限が最長の有効期間になるとのコトです。
・申請に必要な書類として写真がありますが、今までの規定通りもしくは、日本のパスポート用の写真と同じサイズ+背景は白色もしくは水色だそうです(写真に不備があった場合は、手続きが中断されるとのコト)。
・未成年者の場合は、本人パスポートコピーと戸籍謄本が必要で、同行されない保護者の同意書が必要になります。
・電子ビザの交付がスタートしても、これまで通りの大使館での申請も可能
ビザ代金が半額になるのは、大きい!
それにしても…
日本で取得する今までのビザの申請料金が、10,400円。
かつては安かったエンカルナシオンも今や、100ドルを超える値段になっていたのが、合計で44.24ドルと、半額以下になったと言うのは、嬉しい限りですね。
幾らブラジルが広いと言っても、100ドルや10,000円を超えるビザ代金ともなると、やっぱり及び腰になってしまいますからね。
ってか、ブラジルには日系社会も根を張っていたりするのに、この値段ってのは、あまりにも高かった様にも思う。
今回は、ひとまずオーストラリアと日本国籍所有者のみに電子ビザ解禁になった訳で、まだ優遇されているのかしらと思いたいのですが、そもそもお隣の韓国人は、ブラジルビザ自体が不要だったりするので、日本も早くそうなって貰いたい感じが…
そして、これでエンカルナシオンに行く日本人が激減しそうな、そんな気がしてしまいます。
パラグアイのエンカルナシオンに行く日本人旅人の多くの人の目的は、バスターミナル近くのブラジル大使館で取得する「ブラジルビザ」だったと思うので。
ブエノスアイレスにいる旅人ならば、今まではエンカルナシオンの対岸に向かっていた訳ですが、イグアスに直行する形になるでしょうね。
川ビーチがあって、のどかながらも市場があったりする街だったんだけれどもなぁ…
世界遺産に登録されているトリニダー遺跡への玄関口であったりもするし、美味しい日本食料理屋なんかもあったり…と、大きすぎないながらも味のある街だったんだけれど。
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