さて、そんな空前絶後のゆるキャラブーム。
終了したゆるキャラグランプリ2017のトップ3は前の記事で紹介しましたが、その他にも個人的に気になってしまうキャラたちも、もちろん、いました。
あのふなっしーだって、第3回のゆるキャラグランプリでは参加865体の内、506位でしたからね。
世の中は分からないモノで、もしかしたら、何処かで火が付く様なキャラがいるのかも知れませんしね。
強烈なインパクト、でも愛されそうな「ゆるキャラ」たち。
公募で選ばれた茨城県大洗町の「アライッペ」。
シラスとハマグリをモチーフにしたデザインだとか…
案外、きもかわいい…!?(笑)
壱岐市役所観光商工課の人面石くん。
モチーフになっているのは、日本3大弥生遺跡の1つである原の辻遺跡から出土された人面石(国重要文化財)で、特技は子供泣かせ。
って、ゆるキャラなのに、子供泣かせって(笑)。
愛知県あま市商工会のあまゾネス。
久しぶりに衝撃的なキャラかも(笑)。
手にしているの、ネギ(もちろん、市の特産)だし。
鞭の代わりになっているし。
商工会のWebにも、「キモイ」「コワイ」「斜め上いってる」の声はあまゾネスにとって賛辞です。と謳っているぐらい。
しかもゆるキャラなのに、きれキャラ(笑)。
ってか、あま市の公式キャラはあまえん坊なんですけれどもね(笑)。
ってか、もう「ゆるキャラ」って何よ…と言う気がしなくもない。
全然、ゆるくないし…
「ゆるキャラ」って本当に必要か!?
最初に「ゆるキャラ」を提唱したとされる、みうらじゅんさんは、
・郷土愛に満ち溢れた強いメッセージ性がある
・立ち居振る舞いが不安定かつユニーク
・愛すべき、ゆるさを持ち合わせているコト
とし、原則として着ぐるみとしている。
ただ乱発され過ぎていて、単に“ゆるい”だけでは、最早、愛されなくなっている様にも思える。
逆に、何か“キャラ設定”がしっかりしていないと…と言う感じなのかなぁ…とも。
いや、“ゆるキャラ”を作るコトが主目的になってしまっていて、肝心の地域振興がちょっとおざなりになっているような気持ちも。
そう言う意味においては、今回、1位を取った「うなりくん」も、この人気と知名度をどう地域振興に活用して行くのかが問われるのは、これから…と言うコトになる訳ですが。
確かに「ゆるキャラ」は、広く色んな人に広報すると言う意味では有用なのかも知れませんが、「正しい情報を欲しい人に届ける」と言う意味では、ホントに必要か?と言う感じがしなくもナイ。
ボクが住んでいる町にも、市公認のゆるキャラが結構昔からいるのですが(調べてみたら2004年からいるみたいなので、ひこにゃん(2007年~)やくまモン(2010年~)、2代目のぐんまちゃん(2008年~)とかよりも古いコトに驚きました)、最近は、町が舞台として出て来るアニメキャラに広報活動などは譲られ気味ですし、「聖地巡礼」などで町に来て頂ける方々も、ゆるキャラきっかけよりアニメキャラの方が、全然、多いので、そもそも「ゆるキャラ」の存在理由が…と言う気がしてしまいます。
着ぐるみを作るだけで100万円以上すると言うので、デザインの発注などを合わせると、ある程度のコストも掛かっている訳ですから、“ちゃんと成果が出ていない” or “地域にすら知名度がナイ”様なキャラクターは、しっかりと精査するべき時期が来ている様にも。
市民権をすっかり得てしまったからこそ、そろそろ「ゆるキャラ」もその内容が問われる時期になってこないと、ホントに乱発されるだけで、時々、バズるキャラが現れるだけで終わってしまう様なきがしなくもないんだけれど。
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