プーチン氏が来て、サマルカンド完全封鎖に。

目が覚めて、宿の中庭に行ったら、今日旅立つと言っていた人が旅立たずにいて、不思議に思っていたら、

“プーチンが来て、市内の至る所で道路封鎖が行われていて、何処にも行けない”

と来た。

いよいよプーチン氏が来たらしい。
ってか、どうせデマだと思っていたので、ホントに来るとは…

んで、ひとまず昼前に宿の外の状況を見に外に出てみる。

結論から言うと、宿自体、制限区域内( ゚Д゚)でした。

いつも宿の前に出ているジュースの屋台も勿論出ていない。
宿を出たらいつもは見える人通りすら見えなくて、見えるのは、警備をしている軍隊。

あかん。
コレ、あかんヤツや。
当たり前だけれど、完全にマジモードや。

それも至る所に。
道路封鎖も宿の近くで行われていて、封鎖に伴って足止めをされている人が、ウヨウヨ。

おおっ!!!!!!
完全に厳戒態勢じゃないですかっ!!!!!

道路封鎖も行い、封鎖されているエリアにもかなりの人員の警備員がいる。

これがこの国におけるロシアの首脳陣が来ると言うコトなのだろう。

そう言えば、昨日、レギスタン広場の辺りの排水溝の塗装を行っていた。
普通に考えれば、独立記念日に併せて行う様なシロモノ。
プーチン氏が来るからと言って、そこまで見栄えをキレイにして迎える。
やっぱりこの地域に対するロシアのプレゼンスと言うのは、未だに筆頭なのだと言うコトを、改めて自覚した瞬間だった。

それにしても…
店もやっていない。

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ひとまず歩ける所を歩いてみよう…と思ったが、迂回して迂回して…
もう何処に行けるのかすら分からない状態に辟易して、すぐに宿にとんぼ帰りする。

こんな日は、動いちゃダメだ。

そもそも、今日の夜行で移動だし、疲れたくもないし、汗もかきたくないから、宿のロビーでおとなしくしていよう…

因みに、後から他の旅人に聞いた所、モスクの屋根の上に、スナイパーがいたり…とホントにかなりの厳戒態勢だった模様。それもこれも亡くなった大統領がサマルカンドに眠っているからに他ならない訳だけれど、お陰で独立記念日からこの1週間近く、サマルカンド市街地は大混乱だっただろうなぁ…とも。

逆に、プーチン氏が来た時は、既に市街地の封鎖に慣れてしまっているかの様にすら思える程の落ち着きようだった。

大統領が亡くなったのだから、仕方がナイ。
それのお墓参りなのだから、仕方ない。

頭では理解しているのだけれど、どうもタイミングの悪さは否めなくて、スッキリしない状態でサマルカンドを後にするコトになってしまった。

まぁ、ブハラもスルーするコトにしたし、またいつか、サマルカンドに戻ってこれればいいのだけれど。

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