最近、4月の頭に少し時間を取ろうと思えば、取れるのでは…なんて言う妄想を抱き、つい、ソンクラーンにでも、フラッと行ってみたいなぁ…なんて、思い始めたり。
“マシンガンをぶっ放せ”みたいな感じで、日頃のうっぷんと言うか、ストレスを、一気に水でぶっ放して来たいな~と。
ただ、やっぱり現実的じゃない感じもして、結局、妄想のまま終わる気がしなくもないのですが。
ノックスクート、就航延期へ!?
5月からの就航を目指していたタイのLCCであるノックスクート・エアラインですが、日本への就航を延期するコトになった。
これは国土交通省航空局の認可が間に合わない為の措置です。
ノックスクートと言えば、タイのLCCであるノックエア(そもそもタイ国際航空系)と、シンガポールのLCCであるスクート(こちらはシンガポール航空系)が合弁で立ち上げたLCCで、ベースはバンコクの昔の空港であるドンムアン空港においている航空会社です。
3月22日からは成田と関空にチャーター便を運航するなど、日本進出を進めて来ており、月末には定期路線の就航記者会見が開かれる段取りでした。
認可が間に合わないのは、ICAO(国際民間航空機関)が、タイの航空局に対し、安全審査体制の基準を満たしておらず、“重大な安全上の懸念(SSC)”があるとし、改善を求めているコトに起因する模様。
SSCを指摘されると、タイの航空会社はICAO加盟国への新規の就航や、増便、スケジュール変更、機材変更などが出来なくなってしまうのだが、SSC指摘前に認可された変更などは、対象外ですし、現在、就航している便については、運航を継続するコトが出来ます。
ノックスクートの様に、未就航の場合は、ばっちりこの規定が適応するコトになり、今回の様に未就航のエアラインは認可が下りなくなってしまうのです。
空前のタイ人の訪日者数になっている現在。
2013年度の統計を見ても、年間45万人の人が日本を訪れており(2013年度)、これは前年度比にすると74.0%の伸び率であった。
もちろん、それに比例する様に、日本~タイの航空需要も伸びている矢先の出来事。
既存便は対象外
それにしても、この指定で規制が掛かるのが、新規の就航や増便に係る部分だけと言う所。
航空局に懸念があると言うのは、既存の路線や便についても同様なハズであるのに、この部分に格差があるのは、どう言う意味を持つのかが、良く分からない感じがする。
緊急を要する懸念ではナイと言うコトなのだろうか。
また、“どの部分が、どの程度”と言うのが分からないのも、気になる所ではあります。
今回と同様にICAOがフィリピンの航空当局に対して、SSCを指摘したコトが2009年にあったが、この時は、2013年にようやく解除になった。
同じ国ではないので、一概に言えないが、解除がそんなにすんなりと行かない節があるのは、明らかだろう。
ノックスクートは、元々、日本の成田と関空、韓国のソウルへの就航を目指していたが、韓国を後回しにし、日本に絞って就航を目指して来た矢先だったのだが、もしかすると日本に絞ったのも、SSCの指摘が行われそうなのを見越して、その前に…と言う狙いだったのかも知れない。
また、タイ・エアアジアなども増便を計画している矢先であったと見られ、随所に影響が出てくると見られるだけに、早々の改善を目指して貰いたいモノである。
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ソンクラーン、行きたいなぁ。
行きたいな…と思ってしまうと、もう気持ちが止められないと言うか。
水鉄砲ぶっ放して、そして水まみれになって、騒ぎたい…
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