いよいよ14日に北陸新幹線が、金沢まで延伸開業しますね。
“新幹線”と聞くと、何か、ワクワクします。
って、お前は小学生か!?と突っ込みが来そうですが、昔から、旅をしていても、なかなか新幹線に縁がないので、余計にワクワクしちゃうんでしょうね。
トワイライトエクスプレスがなくなったり、在来線が第3セクターになったり…と、色々と変わって行く訳ですが、それを順にちょっとずつ見てみたいと思います。
長野~金沢までの北陸新幹線とは
今回、開業するのは、長野~金沢までの区間になります。
その区間に、次の駅がそれぞれ設けられます。
- 長野駅(既存):長野県長野市:JR信越本線・長野電鉄長野線・しなの鉄道北しなの線
- 飯山駅(併設):長野県飯山市:JR飯山線
- 上越妙高駅(併設・改称):新潟県上越市:えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン
- 糸魚川駅(併設):新潟県糸魚川市:JR大糸線・えちごトキめき鉄道日本海ひすいライン
- 黒部宇奈月温泉駅(新設):富山県黒部市:富山地方鉄道本線(新黒部駅)
- 富山駅(併設):富山県富山市:JR高山本線・富山地方鉄道本線/軌道線・富山ライトレール富山港線
- 新高岡駅(新設):富山県高岡市:JR城端線
- 金沢駅(併設):石川県金沢市:JR北陸本線・IRいしかわ鉄道・北陸鉄道浅野川線
新幹線だけの単独駅はナイと言うコトになりますね。
なので、新設駅も在来線か私鉄と乗り換えが出来るので、アクセスはどの駅も、そう悪くない感じです。
ダイヤについて
長野までの新幹線を合わせて、停車駅と種別は、こんな感じです。
- かがやき:東京~金沢:10往復
【停車駅】東京・上野*・大宮・長野・富山・金沢 - はくたか:東京~金沢:14往復/長野~金沢:1往復
- つるぎ:富山~金沢:18往復
- あさま:東京~長野:16往復
最速はかがやきになり、東京~金沢間が2時間28分、東京~富山までを2時間8分で結ぶコトになります(上野駅は一部の列車が停車)。高崎もスルーして金沢まで2時間半を切る俊足ぶりを見せてくれます。
かがやき・はくたか・あさまはグリーン車とグランクラスが設けられますが、つるぎはグランクラスへの乗車が出来ないとのコト。
また、自由席ははくたか・つるぎは4両・あさまは5両、設けられますが、かがやきは全車両指定席になるので、注意が必要になりそうです。
東京発の始発のかがやきで6時16分発→富山8時26分着→金沢8時46分着。
金沢発の始発のかがやきだと6時ちょうど発→富山6時19分発→東京8時32分着。
東京発の終発のかがやきだと21時4分発→富山着23時15分着→金沢23時35分着。
金沢発の終発のかがやきだと21時ちょうど発→富山発21時20分発→東京23時32分着。
当たり前ですが、ビジネスにも観光でも、利用勝手の高いダイヤが組まれており、かなり金沢が首都圏に近くなった印象。
と言うか、ここまで来ると、もう充分、日帰り圏内になってしまいますね。
こうなると気になるのが、運賃と言うコトになりますが…
- 指定席:東京~富山:12,730円/東京~金沢:14,120円
- グリーン席:東京~富山:17,360円/東京~金沢:18,750円
- グランクラス:東京~富山:25,580円/東京~金沢:26,970円
さすがに…
グランクラスともなると、値段が跳ね上がる感じです。
2時間半で26,970円。
これを高いと見るか、そうでもないと見るかは、判断が個人によって違うでしょうが…
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