友人との合算も可能に!
米国航空業界大手の「ユナイテッド航空」が、家族・友人や親しい旅行仲間とマイルを合算・共有できる「マイルプーリング」サービスの提供をスタートしました。
マイレージプログラムの「MileagePlus」の会員間でグループを作り、マイルを合算できるようにすると言うサービス。
ひとまず、概要はこんな感じ。
- 対象…既存および新規のマイレージプラス全会員
- 内容…最大4人の会員を招待して、グループを作成でき、マイルを合算するコトが可能に
注意点としては、こんな感じ。
- グループを作成する際、グループのリーダーは18歳以上の会員でなければならない
- 合算したマイルはユナイテッド航空のウェブサイト・アプリから特典航空券に交換が可能
- 共有できるマイル数に制限はなし
- 合算したマイルを使用する場合、プレミア資格取得ポイント(PQP)を獲得できるのは、実際に合算されたマイルを使用して登場する会員本人のみ
- 合算できるのは、マイルのみ
かなりハードルが低い感じですね。
と言うか、ほぼハードルがないと言えそうなので、活用できれば、よりマイルが貯めやすくなると言えそうです。
戦略的に合算を進めるのもあり得る?
マイルの共有が可能になる。
しかも家族や親族ではなく、全く赤の他人である友人であったり旅仲間と言ったグループとも可能になるシステム。
このサービスを利用すれば、今まで特典航空券に届かないマイル数しか持っていなくても、誰かのマイルと合算するコトで、一気に特典航空券に近づくコトが可能になる。
例えば、家族や友人と旅行で飛行機に乗る時に、普段、ほとんど飛行機に乗らない人は「ユナイテッド航空」のマイルに加算して貰い、後日、マイルが加算されたら自分のマイル口座と合算する…なんてコトができたりする訳です。
しかも、「ユナイテッド航空」の場合、ANAとの提携があるので、日本国内線でそう言った貯め方ができるようになる。
これはかなり大きいですね。
日系の航空会社も、コロナ禍以後、マイルを日常で…と、スマホ決済の導入だとかいろいろとマイルが身近になるように動いているけれど、貯めたマイルには有効期限があるし(一部の上級会員を除いて)、マイルの合算もかなり限定的。
確かに貯めやすくはなったけれども、今回の「ユナイテッド航空」がスタートさせた「マイルプーリング」を見てしまうと、もう異次元な存在と言いたくもなりますね。
デルタなどが追随するかどうか…
さすがにこうした動きに日系の航空会社が追随できるとは思えない。
だけれども、デルタ・アメリカンと言った北米大陸の航空会社が追随してくるのかどうか。
どうなんでしょうね…
デルタ航空とかはあり得そうな気もしなくはないけれど、仮にアメリカン航空が導入すれば、こちらもJALとの提携があるので、大きな存在にはなりそうですが…
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