アリタリアの経営再建は、デルタ主導で決定に!

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アリタリアの経営再建パートナーは、デルタで決定!

経営が悪化し、事実上倒産しつつ、政府管理下でスポンサーが募集していたアリタリアーイタリア航空(以下、アリタリア)ですが、ようやく再建に向けたパートナーとして、アトランティアとアメリカのデルタ航空が選ばれました。

ってか…

ようやく決まりましたね…ってぐらいに時間が掛かった結末ですね。

再建に際し、以下の通りで出資が行われる模様です。

アリタリア経営再建に向けての出資関係

・フェロビエ・デッロ・スタート…35%
・アトランティア…35%
・イタリア財務省…15%
・デルタ航空…15%

因みに、「フェロビエ・デッロ・スタート」は、イタリア政府全額出資の鉄道会社。
「アトランティア」は、イタリア財務省が出資している高速道路や空港を管理する会社。
その他に、イタリア財務省が直接、15%を出資すると言うコトで、デルタ航空主導と言いつつ、デルタの出資自体は、少数になる模様です。

つまりはかなり政府の色が濃い航空会社のまま…と言う形にはなります。



長期間に及ぶアリタリアの経営難

そもそもアリタリアは同時多発テロ以降、経営難に陥り、イタリア政府が株式の49%を保有し、事実上の国有化。

さらにエールフランス-KLMオランダ航空に売却の優先交渉権が与えられ、会社側も受け入れるモノの、労働組合の強い反対で頓挫。

2008年に会社を分割し、負債を切り捨て、新生のアリタリア航空として再出発するが、経営難は続き、2014年にはエティハド航空が49%の株式を取得し、実質的に傘下に。

が、それでもやはり経営の悪化は続き、2017年に再度、経営危機に。

2017年には実質上、倒産するモノの、政府管理下で営業を継続し、スポンサー募集を行っていました。

そのスポンサー募集も迷走し、当初、ライアンエアーが関心を示すも、ライアンのパイロットが大量に他の航空会社に移籍したコトで、大幅なフライトキャンセルを余儀なくされ、買収を諦め、続いて、ドイツのルフトハンザが興味を示すモノの、人員削減をアリタリアの管財人が拒否したコトと、投入される金額が足りないとのコトで、これも頓挫。

イージージェットが興味を示すが、2019年3月に断念。

そして、ようやく今回、デルタ航空が出資すると言う形で決まったと言う流れです。

ってか、どんだけ時間が掛かっているんだよ…
その間、よく政府もつなぎ融資を出し続けたなぁ…と言う気になりますが。

そして、なぜ、デルタ?

そんな感じがしなくもないです。

だって、デルタはヨーロッパの航空会社ではなく、アメリカの航空会社ですからね。

でも、そもそもデルタ航空は、株式の保有を通じた海外の航空会社との関係を持つコトを強めていたりして、既に、アライアンス外のヴァージンアトランティックなどの株式を保有していたりするコトもあるし、そもそもスカイチーム加盟航空会社同士なので、そこまでの違和感はないのかな…と。

ただ同じスカイチーム加盟航空会社であるエールフランス-KLMの方が、欧州域内の航空会社同士なので、より違和感はないですけれどもね。



エア・イタリーが育つ中で、どう再建する?

デルタがどう言う形で経営再建に動いて行くのか。

アリタリアは経営難の状態が長く続いていますし、労働組合のチカラも強いですから、結局の所、なかなかコストカットが出来ないのでは…と言う様には思っちゃいますね。

経営再建には、そこが肝心な訳ですが、コストカットが出来ないとなれば、欧州は最早、域内はLCCに席巻されている訳で、なかなか難しそうな気はします。

ならば、逆に、どう単価を上げて行くのか…と言うコトになるのかな…と。

ただイタリアの場合、観光需要が大きい側面も持っているでしょうから、単価を上げるのは、容易ではないのかも知れませんが。

そして、経営難が続いている間に、元々はメリディアナと言う会社名であったエア・イタリーが、随分と大きくなった感じがありますね。

現在は、カタール航空が出資している航空会社ですが、サンフランシスコなどにもイタリアから直行便を出すぐらいにまで成長していたり。

ってか…

エア・イタリーがあれば、もうアリタリア、いらなくない?とすら思えるぐらいなのですが。
マイルだってブリティッシュ・エアウェイズとイベリア航空で積算出来るので、便利が良いですし。

ってか、エア・イタリーも、そろそろワンワールドに加盟してくれると、JALでもマイルが貯められる様になるんですけれどもね。

ワンワールド加盟と言う流れにならないのは、何故なのやら。

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