ウズベキスタン、いよいよノービザ化?
ウズベキスタンが2018年2月10日から、イスラエル・インドネシア・韓国・マレーシア・シンガポール・トルコと日本のパスポート保持者が観光でウズベキスタンを訪れる際には、30日間、ノービザになるとの報道が出ています。
Uzbekistan introduces a visa-free regime for citizens of seven countries
Uzbekistan introduced a visa-free regime for 30 days from the date of entry into the country for citizens of seven countries and a simplified procedure for issuing tourist visas for citizens of 39 states.
何だか、これを見る限り、ホントに実現しそうな感じがしますが、そもそもこの報道が出ているのが、2018年2月3日(現地時間)。
それで実施に移るのが2月10日から。
いやいや、ホントかよ…とも。
【追記】ホントに2月10日からノービザ化されました。
これでホントに気軽に旅しやすくなりますね、ウズベク。
実は旅しやすい中央アジア
周辺のカザフは30日間のノービザ(以前は15日だったのが緩和)。
キルギスは60日間のノービザ。
タジキスタンはe-Visaがあるので、ネットから容易に取得しやすい。
トルクメニスタンだけは論外。
そんな中で、ウズベキスタンもいよいよノービザへと動くコトになりそうで、中央アジアの中でも観光資源が多いウズベキスタンですし、日本からも直行便があるし、韓国からもタシュケントまで就航していてアクセスもしやすい国なので、一気に中央アジアへの訪問が楽になりそうな予感がしますね。
サマルカンド、ヒヴァ…
世界遺産もありますし、タシュケントinで周辺国家にも移動しやすい立地と言うのも嬉しい所。
今まで不便だった、タシュケント~ビシュケク(ギシュト・コプリク/ジベックジョル経由)やフェルガナ~オシュなどのウズベキスタン~キルギスへの国際バスも運行が開始されるとか言うニュースもありましたし(国際列車も走るとか言うニュースも出てます)。
まぁ、ウズベキスタンの難点は、国境情勢が、結構、流動的と言うのはあるんですけれど。
ウズベキスタンのビザ情報は早合点、出来ないけれど…
いや…
ホントに行われる様になるまで、油断は禁物ですけれどもね。 →無事、予定通りにノービザ化、実施されました。
と言うのも、ウズベクは前科があるからなー。
その時は、2016年12月に突如として、2017年の4月1日から30日以内の観光に限り、日本を含む15カ国(オーストラリア・オーストリア・イギリス・ドイツ・デンマーク・スペイン・イタリア・カナダ・ルクセンブルグ・オランダ・韓国・シンガポール・スイスと日本)が新たにビザ免除措置を行うと発表(但し、無料ではなく、入国時に50US$が必要)。
が、発表後、程なくして延期を発表。
しかも…です。
2021年1月1日までの延期。
おーい…
どんだけ延期するねんっ!と誰しもが突っ込んだ所でした。
延期するにしても、延期しすぎやろ…と。
4年弱の延期って、最初の計画はどうやって立ててるんや?と。
ビザ関連のニュースでこれだけヌカ喜びをさせる国も、そう多くはないでしょうと言いたくもなるぐらいでした。
でも、この延期報道に“やっぱり中央アジアだな~”なんて思った人も少なからずいたでしょうし、だからこそ“ウズベキスタン”みたいに思った人もいるでしょうね(いや、そもそもビザ情報なんて全て流動的なんだけれど)。
でもロシアですら、ウラジオストクへは電子ビザが解禁になりましたし、旧ソ連圏のビザ情勢もちょこちょこと良い感じに変わって来たなぁ…とも。
こうした流れも、ウズベキスタン独立以来の初代大統領であるカリモフ大統領が死去してから(ちょうどお亡くなりになった時に現地にいたんですよね…)、観光客に対して門戸を開こう+外貨を稼ごう~みたいな雲行きになって来たのかな?
[amazonjs asin=”4990799208″ locale=”JP” title=”ウズベキスタン日記 (Blood Tube books)”]アゼルバイジャンは有料化?
こうしたウズベキスタンのノービザ化のニュースとは逆に、今度は、現在、“何故か日本人だけが世界で唯一、無料でビザが取れる”アゼルバイジャンが、e-Visa化する為に、2018年5月15日からUS20$の有料化するとの話です。
英語ニュースが出てこないので、あくまでも何処まで…と言う状態ではありますが。
隣国のトルコ人ですら、アゼルバイジャンのビザを取得するのに、1,000円ぐらいが必要と言う現状。
それなのに遠く離れた我ら“日本人は無料”。
しかも空港アライバルで取得可能。
これまでがおかしすぎた…と考えるべきなんでしょうかね。
それにしても、アゼルバイジャンまでもがe-Visa導入ですか。
まぁ、アゼルはお金持ち国家なので、その費用もすぐに捻出出来るんでしょうけれど。
日本も今、計画されている様な「出国税」ではなくてESTAみたいな感じにして「手数料」で観光振興資金を捻出する方が、受益者負担の原点から考えると正しい様な気がするんだけれどもなぁ。
そして“中央アジアのビザ取得”においては、“最大の難関”でラスボスであるトルクメニスタンは、この先も変わらないんだろうか…
いや…
変わらんやろうな。
何と言っても、“出国の航空券”を持っている旅人ですら、ビザを期限内にしっかりと送ってこない様な国だから!
あー…
思い出しただけでも、イラっとするわ。
でも、いつかはリベンジしたいけれどね、トルクメ。
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