閑話旅題「メッカの方角」

航空機のテレビがここ10年で、急速に、1人1画面のパーソナルモニターが当たり前になってきた感じがありますが、実の所、あまり使わないタイプ。

ってか、飛行機の中は、ひたすら寝てますし、最近、USBが差せる機材も多いので、その場合は、iPhoneをぶっ差して音楽を聴いているので、映画とか、わざわざ見ない感じなのですが、それでも、今、どの辺りを飛んでいるのかなぁ…と言うのは気になったりするのっで、地図をいつも表示させていたりします。

今回利用したカタール航空も、もちろん、1人1画面のパーソナルモニターがあるので、地図を延々と表示させていたのですが、その地図も何パターンか選べたりしました。

自動的にズームを繰り返すタイプだったり、朝と夜の境目を表示するタイプだったりするのがあるのですが、その中に、近くの主要都市と今の飛行場所との距離を表示出来るシステムがあったので、押してみたら…

 

こんな感じに。

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どこまでも“メッカ”なんですね。

何処にいても、メッカ。

確かにお祈りをする時に、メッカの方角は必須になりますが、機内ではお祈りも出来ないのだから、別に方角や距離を示す必要もないように思えて仕方がない。

逆に、普通、ここで表示すべきなのは、目的地であり、航空会社のハブであるドーハなのでは…?と。

まぁ、この地図じゃなくても、ドーハまでの距離は残りの飛行時間数とかに切り変えれば、見るコトが出来ますし、イスラム国家の航空会社らしいと言えば、らしいのですが、1つ1つ、こう言う細かな所が気になってしまう自分がいたりも。

逆に、メッカの方角を機内で知った所で、どうしようもないの…と。

お祈りが出来るだけのスペースがある訳でもないですしね。

それでも知っておきたいってのが、宗教の力なのかも知れないですが。

因みに、これまた初めて知りましたが、“メッカ”って“Makkah”であって“Mekka”じゃないんですね、英語表記が。
そもそもMaにすると“メ”にならない感じなので、本来の発音はどんな感じなのだろう…

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