昨日、ずっと屋外で仕事していたら、急激に灼けてしまいました。
“夏到来”って分かっていたのに、対策を怠ったのが原因なのでしょうが、最早、バテバテ。
今年の夏、乗り切れるんやろうか…なんて、急激に不安になりましたが、2018年の夏のおススメ旅先(海外)の第2弾!
入国が容易になった中央アジア諸国
昔から、“行きにくいエリア”として考えられていた中央アジア。
敷居が高いと感じられてきたのは、やっぱり入国に際して、ビザが必要な国が多かったからでしょうかね、まずは。
中央アジアの国々と言えば、
・カザフスタン
・キルギス
・タジキスタン
・ウズベキスタン
・トルクメニスタン
と大体、5ヶ国が挙げられますが、ウズベキスタンがビザなしになったコトで、最早、入国に当たってビザが必要な国は、トルクメニスタンとタジキスタンの2カ国に。
ただタジキスタンは、パミール高原への入域許可証(パーミット)を含め、電子申請が可能(→タジキスタンのVISA情報)なので、ホントに楽に入手出来る様になっているので、実質的には、トルクメニスタンただ1カ国と考えて問題がない様に思えます。
ってか、中央アジアがここまで行きやすいエリアになったと言うコト自体、時代の流れを感じてしまいますが、遺跡もあり、日本からも唯一直行便が出ていて、地域の中では存在の大きいウズベキスタンのビザが不必要になったのは、ホントに大きな流れの様に思われます。
ウズベキスタン随一の見どころ、古都・サマルカンド
さて、そんなウズベキスタンですが、おススメなのは、やっぱりサマルカンド。
ウズベキスタンの古都。
地中海性気候への移行部分にあり、特有の青い空とモスクの色から「青の都」としても知られている。
マドラサ(神学校)が広場を囲う様に3棟建っているれレギスタン広場を中心に、過去の王族たちの霊廟や天文台などが遺跡として残されている街。
ウズベキスタンの首都であるタシュケントとは、高速列車の「レギスタン」号が走っている他、空路でも結ばれているので、アクセスも容易なのが嬉しい街です。
ウズベキスタンには、ヒヴァ(かつての宗教都市であり、現在も城壁に囲まれた旧市街が残る街)だったり、ブハラ(古来からのオアシス都市)と言った古都が残っており、それぞれの街が特徴的だったりしますし、あまり古い町並みが残っていない他の中央アジアの国々とは対照的な国だったりします。
[amazonjs asin=”4063898598″ locale=”JP” title=”BIRD7号 きらめきのシルクロードへ (講談社 Mook(J))”]財布を持たない国・ウズベキスタンの物価は…
かつてウズベキスタンには、「闇レート」と「公定レート」と言う2種類の両替レートがありました。
公定レートで1US$=4,200スムぐらいの時に闇レートで両替すると、1US$=7,800スムと、倍近いレートの差があったりしたので、誰しもが、闇レートを採用している闇両替で換金し、それにまつわるトラブル(だまされたなど)が絶えない国だったりしました。
が、2017年9月に公定レートの切り下げが実施され、公定レートが闇レートとほぼ同じぐらいにまでなったので、闇両替商が激減したとのコト(*因みに、闇両替商がいた頃も、闇での両替は非合法)。
旅行者としては、慣れるまではレートが分かりにくい闇両替より、公定レートに統一されるコトで、安心感はありますよね。
まぁ、両替で得をするコトも無くなる訳ですが。
ただ…
相変わらず、両替すると、札束でお金を貰ったりするコトになります。
財布なんて、誰も持ち歩いていませんでした。
だって、財布に入る様なお金で購入出来るモノって、かなり限られている(もしくは超高額紙幣)んですから。
上の写真も、余ったタジキスタンのお金を国境で両替しただけなのですが、既に、この分厚さで、財布なんかには入るハズもなく、そのままサブバックへとズドンッ!(笑)。
そんな“財布を持ち歩かない国・ウズベキスタン”ですが、物価的にも案外、安い。
物価に比べてやや高めなのが、安宿で大体10~13US$(朝食付きの所が多い)。
食事は、5US$ぐらいでしょうか、安い食堂で。
観光地の入場料で、別途に撮影料を入れても、大した額にならない所が多い印象ですが、レギスタン広場などはやっぱりそこそこの入場料になります。
ただ、トータルすると、そこまで高くない。
しかも、イスラム教の国ではありますが、戒律は比較的緩やか。
なので、ビールとかワインとか、アルコールがフツーに販売されているのも嬉しい所(だからと言って、おおっぴらに酔っぱらうのは、あまり良しとしないのかと思います)。
鉄道網が発達していて便利なウズベク
個人旅行で嬉しいのが、ウズベキスタンは、鉄道網が発達していると言う所。
タシュケント~サマルカンドなんて、高速鉄道だと約2時間で移動出来たりするぐらい。
他の区間でも(例えば、タシュケント・サマルカンド~ウルゲンチなど)、寝台列車が走っていたりしますし、地方の路線でも、そこまで過度な遅れはナイ印象(さすがに超長距離列車は遅れが出ていましたけれどね)。
しかも、ぶっきらぼうに見えて、車掌を含めて、イイ感じの人が多く、特にコレと言って不便をするコトもなかったです。
寝台列車は、開放式の3段寝台とかがメインなので、現地の人と仲良くなれるチャンスと言うのも、やっぱり嬉しい所ですね(英語話せる人はほとんどいないと思うけれど)。
参照:ウズベキスタンの夜行列車に乗る・名もない様なウズベキスタンの列車に乗って
ウズベキスタンへの行き方は、仁川経由が基本?
そんなウズベキスタン。
成田から直行便が飛んではいるのですが、週2便だけなので、やや使い勝手が悪いのが難点なのですが、韓国のアシアナ航空と大韓航空がソウル・仁川から、就航していますし、アエロフロートロシア航空でモスクワ経由と言うルートがあったりするので、これを使う方が便利が良かったりします。
スカイスキャナーで航空券比較検索してみると…(2018年8月1日出発→8月31日帰国)、
・アシアナ航空:147,688円
・大韓航空:289,360円
・アエロフロートロシア航空:151,592円
と言う感じでした。
ちょっと距離を考えると高い感じがしますね。
この値段ならば、もうちょっと遠くまで飛びたい感じがしなくもないですが、さすがに8月だからちょっと高いんでしょうね。
7月下旬や9月になると、ググっと下がってくるケースも。
ただソウルまで安いLCCのチケットが見つかれば、ソウルからならば、
・アシアナ航空:91,999円
と言うお値段。
韓国経由でも往路はその日の内にタシュケントまで到着出来るのは、便利ですし、東京在住じゃなくても利用しやすいのでおススメです(韓国便の帰路は夜発なので、日本到着は翌日になるかと思います)。
遺跡もあり、自然もあり、治安も夜に出歩いても問題がないウズベキスタン。
物価もそれほど高くはないので、なかなかおススメの国です。
ただ8月はちょっと暑いので、おススメは9月出発ではありますけれどもね(航空券もグッと値段が下がりますし)。
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