いざ、ホイアンの海へ

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海外原付デビュー

恐る恐るエンジンのスイッチを入れた。
けたたましく音を立てると同時に、多少の煙が吐き出され、そして、“空”表示だったガソリンの残量のメーターが、少しだけ動いた。

あ、ガソリン、満タンになっていないのね…なんて言う顔をしていたのだろうか、すぐにレンタルバイク屋の女主人が、ガソリンスタンドは、“次の大きな交差点を左に曲がったらすぐにあるから”と声を掛けてくれたと同時に、手を振った。

ひとまずメットをしっかりと締めて、ゆっくりとアクセルを回してみたら、当たり前だけれども、少し前に進んで、そのまま店を後に、公道へと走り始めた。

止まっていた風景が、少しずつ、少しずつ後ろへと流れて行く。

ホントに、少しずつ、少しずつ。

幸いなコトに、後ろから車もバイクも来ていなかったから、ゆっくりと滑り出すコトが出来たけれども…

緊張する~っ。

今まで、アルゼンチンのウシュアイアやナミビアのナミブ砂漠&ヒンバ族を巡った時に、宿で知り合った人達と、レンタカーをシェアしたコトはあるんだけれども、勿論、免許がないので、僕は後部座席にちょこんっと座っていればいいだけだったので、全然、緊張するコトもなく(寧ろ、とってもリラックスしていたと思う)、旅を楽しんでいたのだけれど、いざ、自分が運転するとなると、話は180度変わるモノである。

緊張以外の何物でもない。

ここを曲がればガソリンスタンドがあると言われた交差点は、赤信号だったけれども、後ろに車や原付が来て、追い立てられるコトがない様に…と、どれだけ願ったコトか。

そして、無事にガソリンスタンドに到着した時の疲れ方は、まるで借りた原付を返しに行くかの様な、疲れ具合だった。

ってか、今更なんだけれども、どうして海外で原付を運転しようと思ったのやら…と。

やっぱり日頃から原付を利用している訳でもなければ、車を使っている訳でもない身からすると、ちょっと無茶だよなぁ…なんて、思う。

いざ、海へ

で、ガソリンを入れて、再度、公道を走りだして更に思ったコトなんだけれども…

道、分からないっ!!!!!!!

海に向かうとだけ考えていたけれど、そもそも海の方角くらいしか分かっていなかった。
それも、“きっとこっちの方”みたいな、そんなテキトーな感覚。

でも、正直、ナントカナルと思っていた。
不思議なくらいに。

お気楽な程におバカなんで。

もう行き当たりばったりな旅をする程、若くて無茶が出来る年頃ではナイんですが、どうも旅先でやっているコトと言えば、全てが行き当たりばったり…と言う癖だけは、全然、抜けません。

ホイアンの市街から海辺へは、地図的には、こんな感じ。

ひとまず、ずっと東へ向かっていれば、何とか何処かで海にぶち当たるだろう…なんて、お気楽な考え方。

お気楽…と言うか、後先を考えないと言う方が近いのかも知れないけれど。
考えていても、どうにもならないし、考えるくらいだったら、ひとまずやってしまえ…みたいな感じ。

でも…

海外と言えども、旅行くらいは、それでナントカナルから不思議。

日本での生活も、そんな感じでナントカナレば、どんだけ楽になるのやら…なんて、つい愚痴りたくなりますが。

途中から道が片側1車線に近くなり、車に追い抜かれる時とかは緊張感が高まりましたが、速度を上げなくても、特段、煽られるコトはなかったし、ホイアンの市街地を抜けてしまえば、そこまで頻繁に信号に引っ掛かるコトもなかったのが、助かりました。でも、結局のところ、やっぱりそれはホイアンだから何とかかなったんだと思う。
ホーチミンもハノイも行ったコトはないのですが、普段、原付に乗っている訳でもない身からすれば、大都会での運転は、やっぱり危険…だと思う。

なので、運転に自信が無いと言う人は、ちょっとゆっくりめに宿を出れば、そこまで車もバイクも多くはないかな…と言う感じだと。

市街を抜けると、辺りは結構、のどかな風景。
水田になっていたりして、緑がとっても目に映える。
好きな場所でちょっと停まったり出来るってのも、原付の良さ。
バス移動ばかりだと、さすがにそれは出来ないので。

そして、何と言っても…

楽だし。

緊張している以外は、体力、全く使わないし(原付なんだから、当たり前ですけれどもね)。

だけれど、自転車を借りて海へと向かっている旅人は、結構すれ違いましたが、原付を借りている人は、結局、最後まで見なかったなぁ…

まぁ、海までの距離を考えると、原付を借りる程の距離でもないのが大きな理由なんだと思いますが。

ひとまず…

無事に、海までたどり着けて良かった…

 

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ABOUTこの記事をかいた人

昔から旅好き。 しかも、まったりとした旅が好き。 日本だろうが、欧州だろうが、アジアだろうが、アフリカだろうが、南米だろうが、世界でまったり。