何か…
ソウルに来てから、食べる記事ばっかりなんですが、またしても、食べる記事です。
“食”にそんなにこだわりないのに、毎回、読みに来てくださっている方がいらっしゃったら、すいません。
まぁ、それだけ“韓国が美味しい”と言うコトなんですけれども。
韓国でおひとり様ごはん
さて、韓国料理が美味い!と言っても、旅人として面倒なのは、“1人でなかなか気軽に食べにくい”と言う所。
焼肉なんて、そもそも大勢で楽しむ料理ですしね。
鍋に関しては、基本的に1人メニューが多いんですけれども、なかなか気楽に1人で食べられる感じのお店はない訳ですし。
屋台とかは手軽に食べられるし、繁華街に行けば夜遅くまで開いてはいますが、毎回、屋台って言うのも、またちょっと違う感じが、そもそも韓国の屋台はがっつり食べると言うよりも、そこそこ小腹を満たすと言う感じのお店の方が多い気がしますし…
そんな“お1人様韓国”の力強い味方なのが、今回、訪れたお店。
1人用のメニューが置いてあるお店なんて、ホントに知らない「プデチゲ」が1人でも食べられるのです。
この「プデチゲ」。
その名前の通り、チゲ鍋なんですが、肉とか野菜とかをキムチなどと煮込んで、ソーセージだとかスパムなんかの保存食材を入れた鍋だったりします。
おひとり様用にカスタマイズされたお店で、チゲ鍋!
今回、訪れたのは、「マッソンソン 弘大店」。
元々は、釜山のチェーンで、お1人様向けにカスタマイズされたお店と言うのが特徴と言うお店。
早速、弘大のお店に入ってみます。
中はそこまで広くはナイんだけれど、清潔なお店でした。
席に通されると、まず目につくのは、1席1席に鍋用のクッキングヒーターが設置されています。
ホントにお1人様向けにカスタマイズされたお店で、カウンターもしっかりあって、カウンターに通されました。
このちょっとした衝立が寂しく思える人もいるかも…ですが、個人的には、そこまで高さがなかったので、寂しくはなかったです。
因みに、2人用テーブルとかもあるので、少人数ならば、1人じゃなくても問題はなさそうです。
メニューを見ると、日本語対応メニューなのに加えて、写真付きと言うのが、嬉しい所。
早速、プデチゲ(プデチゲミョン)を注文(8,500W)。
メニューの他に、チゲの作り方みたいなモノがパウチされて各テーブルに置いてあったので、それを見ながら待っていました。
すると、案外、早く鍋が出て来ました。
まぁ、単に下ごしらえした鍋が出て来ただけですけれどもね。
パウチされた“作り方”の案内通り、ヒーターにスイッチを入れて、待ちます。
グツグツ、グツグツ。
こうやって1人で待つと、つい焦っちゃいますね。
暇、ですし。
麺が太麺だったら、もう完全に日本人向け?
一応、ヒーターの一番温度の高いレベルで3~4分とのコトだったので、大体、3分を見計らって、鍋に箸を入れ様としたら、店員のお姉さんに、「もう1回、沸騰させなさ~い」みたいな感じで言われちゃいました。
外国人だったからなのかな?
しっかりと見ていてくれた感じなのは、嬉しい所です。
因みに、鍋の中に入っているのは、
・ハム
・ベーコン
・しめじ
・もやし
・麺
この他に、最後におじやみたいに出来る様にお米が別添えで。
麺は、どちらかと言うと、細麺。
太麺の方が、辛さが絡む気がしますが、そこはきっと国民性の好みなのかな。
でも、食べやすい鍋でした。
元々、プデチゲ自体、保存が効く食材を入れる鍋なので、高級感は皆無ですけれどもね。
一通り終わって、米を投入。
再沸騰させたら、もう食べられる感じ。
ホントに手軽で、1人鍋としてカスタマイズされたお店は、1人旅の便利な見方かも知れないデスね。
味気はナイんですけれど、お店的には。
でも、温かい鍋が気軽に食べられて、最後はおじやみたいに〆まで出来る。
悪くない様に思えます。
こう言う1人向けのお店って、日本だけなのかと思ったけれど、これからもう少し、全世界に広がる可能性があるのかな…なんて思ったり。
もちろん、マクドナルドは好きですし、各国でも行ってますけれど、こうした1人でも手軽にご当地モノが食べられるお店が、もう少しあると、ちょっとした日に面倒じゃなくていいんだけれどもね。
マッソンソン(弘大店)
住所:ソウル特別市 麻浦区 東橋洞 165-8, 1F 109号
営業時間:11:30~22:00(L.O.21:30)
定休日:第1・3日曜
アクセス:地下鉄2号線弘大入口駅8・9番出口上がってスグのビルの中
Wi-Fi:なし
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