晴れた空に映える青色教会
天気が良かったので、キエフの街をぶらりしつつ、独立広場からも程近い、“聖ミハイールの黄金ドーム修道院”へ。
ホントに目と鼻の先にある聖ソフィア大聖堂と、大体の人はワンセットで行くと思うのですが、ナンの下調べもしていなかったワタクシは、全く別の日に訪れちゃいました(笑)。聖ソフィア大聖堂を訪れた話は以下からどうぞ~。
むにゅ・にょろ~なキエフの世界遺産を旅する
とりあえずキエフの町中を歩きつつ、教会に向かってみます。 ってか、今回の旅って、ブダペストもスペインも、ほとんど観光スポットを歩いていないので、何だかそれだけで新鮮と言う、そんなダメっぷりを、今更ながらに感じつつ。 まずは聖ソフィア大聖堂(Saint Sopthia Cathedral)へ。 …
聖ミハイール。
ミハエル?
ミカエル?と思ったら、ミカエルのウクライナ語読みみたい。
教会らしからぬ鮮やかなブルーがお出迎え。
11世紀に建てられた修道院なのですが、当時のソ連によって1936年に破壊。
ウクライナとして独立後の1998年に再建したモノなので、まだ再建後、そんなに年月が過ぎていないから、こんなに鮮やかなんですかね。
黄金のドームのにょろっとした感じと、鮮やかな青い色が空に映える。
“インスタ映え”しそうな教会とでも言ってもイイのかも。
まぁ…
ボクのインスタは現在地がマナウスですけれどもね、ブラジルの(笑)。
それにしても、何だか修道院にいる気が全くしなくて、どちらかと言うと、何かのテーマパークにでも迷い込んだかの様な、そんな気持ちに陥りますが、れっきとした修道院です。
生首が飛んでいる様にしか見えないけれども、ちゃんとした修道院です。
元からこんな色していたのかな…なんて、ふと思うけれども、どうなんでしょうね。
そう言えば、日本の寺社仏閣って、金や朱色と言った派手な色合いを持つ所はあるけれども、青系統の色を持つ所がないのは、どうしてなんだろう。
まぁ、青い寺や神社なんて見たいか?と問われると、そうでもないけれど、1ヶ所ぐらいあっても宜しい様な気はする。
因みに、この修道院は、拝観料が無料。
物価が安いウクライナではあるけれども、やっぱり“無料”と聞くと、限りなく嬉しくなるのは、根っからの貧乏性と言うコトなのだろうか。
アンドレイ教会はカッコ良さのあるドーム屋根
そこから、しばらく歩くとポチポチとアート系の露店が。
色々と絵が売っていたりする露店を過ぎると、聖アンドレイ教会が見えてきた。
おおっ。
何だか、かっちょいい。
てっぺんはやっぱり他の教会建築同様のむにゅっとした形状のドームなのだけれども、他とはまたちょっと違って、引き締まって見えるのは、色使いから来るのかな?
入場券を買って、一応、中に入ってみる(10フリブニャ)。
ちょっとした丘の上に建っている教会で、めっちゃ小さい。
だけれども、そこからはドニエプル川がスパーンッと見える。
でも、ぶっちゃけて言うと、中に入れなかったので(時間的な問題なのかも)、それだけやったけれど。
ってか、敷地も広くないし、敷地の中に入らなくても良かったかも。
まぁ、10フリブニャと言う破格の安さなので、別に文句は言えないんだけれど。
キエフ随一の土産物通りは、坂だった。
教会から独立広場とは逆の“アンドレイ坂”と呼ばれるエリアは、キエフ随一の土産物屋街になっていて、ぶらりと眺めながら歩いてみる。
ってか、わざわざ坂で土産物露店を広げなくてもイイのに…と、正直な所、思ったりする。
石畳だし、そんなに歩道も広くないし、それでいて結構、急な坂だし、どう考えても、もうちょっとマシなエリア、あるやろって言う気になる。
しかも独立広場とは逆の方向に下る坂だから、考えただけでも、広場まで戻るの、面倒やし。
ちょっとした小物からアンティーク調のシロモノ、旧ソ連系の国々には必ずあるマトリョーシカ、そして絵画と縫い物。
結構、品ぞろえが多種に渡っていたので、見ている限りは面白かったし、強引な客引きとかも皆無なのは良かったんだけれど、そこまで惹かれるシロモノもなく…
そして、坂を下り終えると、また街の風景がちょっと変わって、旧ソ連系と言うよりも、少しカラフルで整えられた建物がちらほらと出て来て、キエフの街並みがビミョーに変わった感じは面白かったけれど。
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