とりあえずキエフの町中を歩きつつ、教会に向かってみます。
ってか、今回の旅って、ブダペストもスペインも、ほとんど観光スポットを歩いていないので、何だかそれだけで新鮮と言う、そんなダメっぷりを、今更ながらに感じつつ。
まずは独立広場から程近い世界遺産の聖ソフィア大聖堂へ
まずは聖ソフィア大聖堂(Saint Sopthia Cathedral)へ。
ちょっとした坂の上にある聖堂で、中心になる独立広場から歩いてスグの場所にあって、観光するにも便利な立地。
1037年に建造され、17世紀後半に再建されたモノ(内装は11世紀のモノが残っているらしい)らしいです。
入口の所に鐘楼が建てられていて、どうやらこれも別料金で登れるらしいので、鐘楼込みで入場券を購入(多分、鐘楼だけでも登れるかと)。
中に入ると、ちょっとした場所にベンチがあったり、芝生があったりして、写生している人が多いコト、多いコト。
何だかのんびり~って言う空気が漂っていました。
でも、絵を描いている人って、何だかそれだけで“絵になる”から不思議です。
しかも、歳を召した方から若い人まで、結構、年代も幅広くいらっしゃられたのだけれども、キエフって、アート系も人気があるのかな…なんて思ったり。
圧倒的に迫って来てスゴイけれど、意味が分からん…
ドシッと構えている大聖堂。
この大聖堂が…
とにかくカッコ良すぎました。
中が。
大きなドームやアプス(半円状のドーム)とかに描かれた壁画。
救世主や受胎告知ぐらいしか意味、分からんかったけれど、圧倒的に迫って来る。
そう思えたのは、もしかしたら、ウクライナ正教会やウクライナ東方カトリック教会の聖堂に入ったのが初めてと言うコトもあるのかな。
内部は写真がNGになっていたので、写真で撮れなかったのが残念ですが、2階に登ったりしながら小1時間ぐらいいたんじゃない?って言うぐらい長居してしまうお気に入りの教会だったかも。
壁画を見ている途中で、ガイド付きにした方が、もっと良く分かったかもなぁ…とも思ったし、少なくとも、もうちょっと予習しておけば良かったなぁ…と、珍しく思ったり。
荘厳。
良い意味で。
キエフを代表する観光スポットなのだけれども、観光客がそう多くなかったと言う点も、良かったのかも(そもそもウクライナ自体に観光客が少ないんだけれど)。
鐘楼は思ったよりも高く、聖堂の屋根がキレイに
そして、鐘楼にも登ってみる。
思ったよりも高さがあって、丘の上にあると言うのも加わり、結構、先まで見える。
でも何よりも、鐘楼から見る聖堂の屋根が良かった。
むにゅっ。
そして、にょろってな感じで。
むにゅ。
にょろ。
にょろ、にょろ…
むにゅ、むにゅ…
あぁ、いいね、このむにゅ・にょろ感。
ボクが想像しているモスクワのカタチ。
あぁ、間違いなく、パルナスやん(笑)。
【今日の気分】
中村メイコ・ボニージャックス “パルナスの歌”
鐘楼の上で、思わず口ずさんでしまったのは、この曲。
とは言っても、関西人のアラサーぐらいまでの人にしか、通じないCMの歌なんだけれど(でも、その位の人ならば、ほとんどの人が知っているかと思われる歌でもある)。
『お口の中に しみとおるよ パルナス
甘いお菓子の お国の便り
おとぎの国の ロシアの
夢のおそりが 運んでくれた
パルナス パルナス
モスクワの味 パルナス パルナス パルナス』
モスクワの味って、なんやねんっ!!
そんな気持ちになりますが、確かにこの鐘楼から見る教会の塔とかドームの形状が、“おとぎの国”です。
もう間違いないぐらいに。
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