ゴーゴー・インド30年展に行ってきました!
さて、『旅行人』が1号だけ復活したのは、旅行人を率いる蔵前仁一氏の著作である『ゴーゴーインド』の出版30年展が開かれたから(正確には31年らしいけれど)。
*30年展自体は既に終了しています。
そのグッズの1つとしての制作だったらしく、最終日の夕方になってしまったけれども、この30年展に行くコトが出来た。
場所は早稲田奉仕園。
どんな場所か分からなかったのだけれども、行ってみてびっくり。
新宿にもそう遠くないのに、スポッと時間が止まったかの様な、何かステキなギャラリーである。
勝手に何だか『あすなろ白書』を思い出してしまうぐらい(古っ)。
バックパッカー向けの雑誌である『旅行人』を率いていた蔵前氏だから、もうちょっとカオスな場所かと勝手に思っていたワタクシって…(笑)。
そして、中に入ってみると、まずは『旅行人』でもお馴染みだった方々からのかわいいお花の数々。
田中真知さんや堀田あきお&かよご夫妻、グさん、浜井さん…
『旅行人』を読んで育った旅人としては、もうこの名前を見ただけで、グッと過去が蘇ってくるぐらい。
そしてその先には、『ゴーゴー・インド』の原画とその元になった絵の数々。
風景。
ちょっとした町の光景。
その1つ1つの原画に見入る自分がいる。
[amazonjs asin=”4947702397″ locale=”JP” title=”新ゴーゴー・インド”]実は、ボク個人的にインドは、今の所、そこまでの思入れがある国じゃないのだけれども、実際に旅をしているかの様なそんな気持ちにさせられる。
それはきっと、多くの絵の中に、蔵前さん自身が描かれているからなのかも知れない。
インドの町中や光景が、飄々とタバコを吸いながら歩いている彼自身と共に描かれていて、そのどれもが旅人の目線。
旅人の持つ緩さ。
インドが放つ空気。
それが1枚の中に一緒になってギュッと詰まっている様に思えた。
パッと見るとサラリと描かれている様にも見える。
シンプル。
でも、ちゃんと描き込まれている。
だからこそ、つい何度もジッと眺めてしまう。
それは写真展だとナイ感覚だった。
写真だと、旅人が一緒に写っているコトもほとんどナイし、旅人目線になるコトも少ないからなのかも知れない。
そして、30年と言う時間差を全く感じさせない不思議さがあった。
インド。
不思議な国である。
未だにインドは多くの旅人にとって、惹き寄せられる国の1つのままである。
時代が流れていても、それだけは変わらない30年なのだと思う。
そんなに長い間、旅人を惹き付ける魅力。
それがインドにはある訳で。
残念ながら、単なるミーハーな旅人になりました。
さて、この展覧会に併せて、蔵前氏がインドなどで購入して来たお宝グッズも安値で販売されていた。
さすがに最終日の夕方と言うコトもあって、かなりの数が売り切れていたのだと思うけれども、まだまだ売れ残っていたりも。
って、バングラデシュの“リキシャに貼るシール”とか、ツボ過ぎます。
幾らカッコいいと思っても、買ってきちゃうのがスゴイ。
誰が買うね~ん!と思ったら、何枚か売れたらしいんだけれど(バングラデシュの専門家の方に売れたらしいデス)。
でも、そんなグッズを買ってきてしまう蔵前氏。
ボクから見れば、もう旅をしていた時から、ずっと旅をしていた方で、“旅の大先輩”に当たるのですが、この会場にもいらっしゃられていて、気さくに一緒に写真を撮って頂きました。
もう、完全にミーハーな旅人と化してますな。
そしてグッズとして、『旅日記3』を購入。
コチラも手の込んだ作りっぷり。
実際に旅先で描いていたモノが、グッズとして販売されていると言う蔵前氏のファンにはタマラナイ一品になっていて、いざ、手にして読んでみると、つい惹きつけられる自分がいたり。
しかも、この他に1号だけ復活した『旅行人』と、この展覧会の公式パンフを購入したのですが、3品全てにサインをして頂けたり。
いや…
最終日の夕方で片づけを目前とした中だし、お疲れなのに、3冊共にサインだなんて…
いや…
サインなんて、1冊だけで良かったのに…
と家に帰って見てみたら、ご本人の似顔絵入り。
3冊ともにサイン、しっかりとして頂いて良かった~♪と、ちょっとAKBとかのアイドルファンの気持ちが分かった様な気持ちになりました。
それにしても…
久しぶりにインドに行きたくなって来たぞ~!!
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