願いが叶う、ピンクのガネーシャに会いに行こう (2)

“ピンクのガネーシャ”はホントにピンクだった

ソンテウで到着したガネーシャのお寺。

“ピンクのガネーシャ”と言うのは、あくまでも通称と言うかお目当てであって、“ワット・サマーンラッタナーラーム”が正式な寺院の名前になります。

ワットがお寺と言う意味なので、サマーンラッタナーラーム。

サマーンラッタナーラーム…

 

長っ。

長すぎてしっくりこなくて、やっぱり“ピンクのガネーシャ”って言うのが一番しっくり来ます(笑)が、法隆寺のコトを指すのに、“五重塔”と言い続けている感じがして、それはそれで失礼の様な気もするけれどもね。

さて、早速、ピンクのガネーシャに向かって歩きますが、ココで嬉しいのは、参詣料が無料と言うコト。

なので、逆に門みたいなのもなく、いつの間にか参道街から境内と言える様な場所に入り込んでいて、気が付けば、目の前にピンクのガネーシャがボンッと座していました。

いや…

座していた…と言うよりも、横になられていましたと書く方が正しい様な気もしなくはないけれど(笑)。

ホントに、真っピンク。

日系LCCのPeachのピンク色を上回るピンク色ですな。

この色は、さすがに日本の寺社仏閣では出せない色使いで、ある意味、新鮮で斬新なのですが、現地にいると、妙に違和感なく、すんなりと溶け込んでいるかの様にすら思えてならないのが不思議な所。

“願いが叶うガネーシャ”へのお願い事のやり方も面白い

さて、このガネーシャ。

かなり人を集めているのですが、その周りにネズミさんが何体も。

“願いが叶うピンクのガネーシャ”と言われているのですが、願いを唱えるのは、ガネーシャ本体ではなくて、この周りにいるネズミさんにお願いをすると言うのが、面白い所。

そしてそのネズミは、色とりどりの色が存在していて、自分が生まれた曜日の色のネズミにお願いをすると言うのと、お願いをする時には、ネズミの耳の逆側をしっかりと塞ぐと言うのが、注意事項。

色としては、

  • 月曜日:黄色
  • 火曜日:ピンク
  • 水曜日:緑色
  • 木曜日:オレンジ
  • 金曜日:青色
  • 土曜日:紫色
  • 日曜日:赤色
  • 全曜日共通:金色

になっています。タイにいると、この自分の誕生日の色と言うのは、結構、出てくる話だったりするので、この際、覚えておいても良いかも。

さて、そんなワタクシは、月曜日生まれなので、黄色。

黄色のネズミを探してみると、ピンクのガネーシャの横前にいました。

ってか…

前の小坊主、近すぎじゃない?
いや、隣のお店からも近すぎだし。

ちょっとぞんざいな扱いじゃないって感じ。

ココでお願い事をするってのが、メインなのに…

まぁ、タイらしいと言えば、こんな所もタイらしい訳ですが、それでもお願い事をしなくっちゃ…と、耳を見てみると…

ちゃんと穴が開いていました。

話す方の耳にしっかりと顔をくっつけないと、逆の耳の穴に手が届かないレベルでしたが、反対側の耳の穴をしっかり押さえないとお願い事が漏れてしまいますからね(因みに、右でも左耳でもお願い事をするのは構わないそうです→両耳の穴が繋がっているので)。

因みに、このネズミさんで一番混雑しているのは、全曜日共通の金色ネズミ。
共通カラーと言うのもあるのですが、金運に一番しっくり来る色だからと言うのと、ピンクのガネーシャの目の前にあると言うのが大きいみたいで、平日にも関わらず、列が出来ていました。

それにしても、普段、こう言うお願い事って、お祈りをしながらココロの内で願うだけじゃないですか。

でも、ココはしっかりと声に出してネズミさんの耳に伝える訳で、それ自体、何か、ちょっとこっぱずかしい感じもしつつ、新鮮な感覚だったりしました。

こうして無事、お願い事を終え、ネズミさんが持っている袋にお金を入れて(タンブン)、終了。
因みに、先に入れている人もいたので、それはどちらでもイイみたいです。

さ…

願いが叶えば良いのですが…と思いつつ、寺院の他のエリアも見て回るコトにしました。



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