ペンこばのステキな夕食メニュー
パラグアイのイグアス移住地にあるペンション小林が、旅人から厚い人気を集めている理由の1つに、かなり豪華な夕食と言うのがあると思う。
お母さんが毎日、手作りで日本食(大体の場合)を作ってくれるのですが、これがまた、かなり大盛り。大の大人が揃っても、全然、減らないぐらいに大盛りの夕食なのですが、まさか地球の裏側のパラグアイでこのメニューが食べられるとは思わなかった…と言うメニューばかり。
南米ならば他の街でも日本食は食べられるけれども、ココまでレパートリーが広がる場所は、そう多くは無いのでは…と思う。
具体的に献立を拾ってみると、こんな感じだった(と思う)。
・魚の鍋
・アサード
・そうめん
・からあげ
・豚汁
・カレーライス
・すき焼き
・そば(年越し)
他に副菜として、
・おにぎり
・筑前煮
・らっきょう
・浅漬け
・おいなりさん
・お雑煮(新年メニュー)
・お汁粉(新年メニュー)
・きなこ餅(新年メニュー)
サラダはほぼ毎日出て来ていましたし、デザートとして、フルーツポンチ(因みに、お父さんが大好きなのは、フルーツポンチらしい)、黒ゴマプリン(コレ、激うま)…とてんこ盛り。
こりゃ…
病みつきになると言うか、“旅人”に戻れなくなる訳です。
夕食は別途有料なのですが、食べなかった人がいないぐらいに、魅力たくさん。
普段、そこまで“日本食”に拘るタイプじゃない自分から見ても、まさに、魅惑の塊でしかない。
それにしても…
この記事、旅記事にもなっていない感じが…
最早、グルメ記事でしかない。
しかも、ただ写真を上げているだけ…と言う記事(笑)。
でも、全部、美味いんですよ。
毎日、“美味しいか?”と聞かれるのですが、毎日、“全部、美味い”と答えていたぐらいに。
そして、毎日、夕食が楽しみで仕方が無かった。
ってか、ホントに、ココは何処だよ…と言う気になる。
日本から見て地球の真裏のパラグアイに、今もこんな“日本”が移っているとは…
“古き良きニッポン”ではないけれども、ここまで遠く離れた場所で、何もない中から街を作り、この日本食を維持し続けて来ている社会。
コトバでは言い表せない感謝の気持ちしか出てこない。
【今日の気分】
中村雅俊 “ありったけの愛を集めて”
何だろう、このご飯の奇跡は。
その1品、1品に愛を感じるし、日本を感じるし、この移民の人々の歴史を感じる。
それを1つ1つ噛みしめながら、堪能するパラグアイでの日本の味。
本来、食事と言うのは、食物を作ってくれた人、実際に食事を作ってくれた人、そして全ての自然や動物に感謝をしながら食べなければならないモノだけれど、忙しい生活の中で、それは忘れがちになってしまう。
でも、やっぱりありがとう。
日本に帰っても、それがしっかりと言える環境や日常を作って行きたいな…と思わずにはいられなかった。
ホントに、ありったけの愛を集めて、ありがとう。
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