壁画村からちょっと喫茶店で一休みしてから、一路、下り坂を街中へ。
この下り坂もかなり厳しい下り坂で、改めて山の懐にいるんだなぁ…と思う。
ただ本人的にはソウルの市街地にいる気持ちでいますが。
他の国だと、山がちの市街地でも、かなりの場所までバスが走っていたりするモノですが、ここソウルはそんな気配がゼロ。
この街の山の方に住むとしたら、街中じゃないと厳しいなぁ…なんて、つい思ってしまいます。
歳を重ねたら、絶対に住めないと思うのだが、実際はどうなんでしょうね。
日本も地方の衰退が激しく、東京に物や人が集中する傾向が強いですが、韓国もどちらかと言うとその傾向が強い国。
土地にはもちろん、限りがあるので、こうした山の方にまで住居が伸びてしまうのは、仕方がないコトなのでしょうが、それにしても、坂が急すぎる…
下り坂でも、結構、足を踏ん張らないと坂の急な角度に負けてしまいそうになります。
さて、そんな下り坂を降りて来た所にあるのが、東大門。
ショッピングビルが並ぶソウルでも有数の繁華街。
買い物天国のソウルだったハズだが…
軽く洋服なんかを見てみます…
が…
そんなに安くない。
勿論、安い店はあるのでしょう。
でも、そこまで凄く安いなぁ…と思える店はなくて、この値段を出すのであれば、ゆっくりと選んで、日本で買いたいなぁ…と言う感じ。
為替の影響も勿論あるのでしょうが、日本の物価って、小売りに関し言えば、そんなに高くはないんだなぁ…とも。
その分のしわ寄せは、必ず何処かに向かっているのは事実でしょうが、食事や洋服と言ったモノであれば、海外の先進国と比べてもそんなに高くはない気がする。
これじゃ…
ソウルで何か買い物をって言う日本人が減ってしまっていても、納得。
実際に、お店に入っても、挨拶は大体、中国語で声を掛けられましたしね。
それは中国人が増えているのか、それとも日本人が減っているのか。
それとも単に僕が中国人に見えるのか…
どれが正解なのかは分りませんけれど(最後のだけは違うと思う)。
まぁ、ぶらぶら歩いても、面白い場所でしたけれど。
そう言えば、前回、韓国に来た時は、メガネを買った記憶があるのですが、やっぱり今日本のメガネ市場もピンキリで価格があるので、安さを求めるのであれば、別にわざわざソウルで買う必要もなく、さらに言えば、日本のメガネは単にメガネとしての機能だけではなくて、付加価値(PC用のメガネとかに代表されるヤツ)も付き始めましたしね。
なら、ソウルや韓国じゃないと安く買えないモノって、あるんだろうか…とすら思えてしまいます。
住んでいると気が付かないけれど、日本の小売業界の切磋琢磨っぷりって凄いんだな…と、改めて実感。
さて、さすがにそろそろ疲れて来た。
ゆっくりと空港に戻るコトにしよう…っと。
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