AIRDO、中間決算は増収減益だが黒字確保!今後は…?

利益が大きく減る形に…

北海道を拠点にする「AIR DO」が、2025年3月期の中間決算を発表しました。

前年だとコロナ禍からの旅客が回復し、数値だけで見ると完全にコロナ禍から脱出した感じでしたが、今期は増収減益と言う内容で着地し、やや勢いに陰りが見え始めた内容になっています。

具体的に見てみると、こんな感じ。

項目2025年度3月期中間2024年度3月期中間増減率
営業収入278億3,800万円275億500万円+1.2%
営業費用246億1,900万円229億9,600万円+7.1%
営業利益32億1,800万円45億900万円-28.6%
経常利益31億2,400万円43億6,500万円-28.4%

大きく営業費用が伸びている形になり、それが売り上げの伸びで吸収できなかったので、減益と言う感じですね。

伸びた営業費用の内訳としては、事業費が224億400万円(+8.2%)で、販売費・一般管理費は22億1,500万円(-3.4%)。

ANAコードシェア便を除いた提供座席数は、154万5,000席(-0.7%)。
期間中の旅客数は、126万443人(-0.7%)。
座席利用率は、0.1ポイント上昇して81.5%。

通期予想も増収減益で修正へ!

基本的には好調を維持している感じの状態と言えそう。

原油価格の高値張り付きと、為替レートで円が弱くなりすぎているので、仕入れ価格は高止まりしている状態でしょうし(それでも一時よりはましになっていると思いますが)。

2025年3月期の良績見通しも、営業収入は+3億円の上方修正。
ただ利益に関しては、営業利益も経常利益も3億円の下方修正と言う感じで、17億円の経常利益を見込む形に。

営業利益率がやっぱり低いのが気になるところではありますが、3期連続で最終黒字を確保したと言うのは、前向きに捉えるべきなのでしょう。

持株会社方式で「ソラシドエア」と統合し、「リージョナルプラスウィングス」として再出発していますが、どこまで統合効果が出てきているのだろう…?と言う感じもしなくないですけれどもね。

やはり規模がそこまで大きくはないのだから、ブランドをそのまま残す形ではなく、完全統合した方が、メリットがあったのでは…?と(短期的には支出も増えますし、ブランドの浸透などに時間も掛かるので、デメリットも大きいかとは思いますが)。

そろそろ次の一手があってもイイ

新千歳発着の国際線が、また少しずつ増えている状態。

ただ全て海外資本の航空会社による運航と言うコトで、そろそろ国際線網への進出があっても良いようには思う。
別に海外資本の航空会社が悪い訳じゃないけれども、日本在住としては、運航スケジュールが使いにくくなりますからね。

もちろん、現状、「AIR DO」は国際線を運航している訳ではないから、新たに国際線となると、かなり経営上、しんどい話にはなるのでしょう。
ただこうして利益が継続して出ている状態のうちに、次の一手となると、もう国内線はあまり新規の開拓が見込めないですからね(特に羽田発着関連の路線は)。

幸い、札幌と言う大都市圏を抱えている訳ですから、勝算がゼロと言う訳じゃないと思うのですが…

全然、そうした話が出てこないのは、やはりコロナ禍での借り入れが増大した影響などもあるのでしょうし、過去、経営難に陥った経験が幅を利かせているのでしょうかね?
でもソウル・北京などの短距離の国際線なら、全然、アリだと思うんだけれどもなぁ…

いつまでもANAに頼っておんぶにだっこ…と言う状態でいる訳にも行かないでしょうし。

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