週2往復での運航に
「中国東方航空」が、2025年7月11日から熊本~上海(浦東)線の開設を正式に発表しました。
阿蘇くまもと空港からの中国本土路線は、この「中国東方航空」による上海線が初になり、運航スケジュールはこんな感じ。
- MU254 熊本15:00→上海16:05|火・金曜運航(金曜は5分早着)
- MU253 上海10:50→熊本14:00|火・金曜運航
ひとまず週2往復での運航ですが、2025年8月19日までは水曜日も運航し、週3往復体制での運航になる見込み。
使用機材は、ビジネスクラス8席・エコノミークラス148席の合計156席のエアバスA320型機の予定。
熊本空港は6路線目の国際線に!
阿蘇くまもと空港の国際線は、この上海線以外だと、現状、
- 韓国
- ソウル
- ティーウェイ航空…1日1往復
- 大韓航空…週3往復
- アシアナ航空…週3往復
- エアソウル…運休中
- 釜山|イースタージェット…1日1往復
- ソウル
- 台湾
- 台北
- スターラックス航空…1日1往復
- チャイナエアラインズ…週5往復
- 高雄
- チャイナエアラインズ…週3往復
- 香港
- 香港航空…週4往復
- 香港エクスプレス航空…運休中
- 台北
上海線は、これに続く6路線目と言うコトになります。
かなり豊富な路線網になってきましたね。
現状、外国籍の航空会社ばかりなので、午後便がメインになっているので、東南アジアへの路線が1つでもできれば、かなり便利になりそうな気がしますけれど、どうなんだろう。
一時、ラオス航空の乗り入れ計画なんかもありましたが…
「中国東方航空」としても、九州域内への乗り入れは、既に福岡・長崎・鹿児島への路線を開設済みなので、これらと組み合わせて旅行がしやすくなりそうですね。
東アジア以外をどう広げていくのか
それにしても、6路線目の国際線。
熊本は大型の投資が相次いでいるコトも後押ししているのでしょうが、それでも6路線と言うのは広がった感じがしますね。
観光と言う面から見ても、福岡・長崎・大分・鹿児島などと組み合わせやすいと言うのも、路線網が広がる理由なのかな?
実際、2024年の熊本市の観光客数は、統計の残る1971年以降で最多となる630万5,000人。
訪日外国人は、139万2,000人になり、前年比で倍増(延べ宿泊者数だと89万人)。
観光消費額は1,153億円になり、国際線の新規就航・再開・増便が影響しているのは明らか。
ただ外国人観光客の延べ宿泊者数を国別で見ると、約75%が東アジア(韓国・台湾・中国・香港)で最多は台湾。
逆に欧州・北米・オセアニア・東南アジアなどのエリアは、実数としてはそこまでのボリュームになっていないので、今後は、東アジア以外をどう広げていくか…と言う話になるんでしょうね。
まぁ、他の地方でも国際線は増えているけれど、ここまでの路線網が広がっている空港はそこまでないので、羨ましい話なのかも知れないけれど。
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