ってか…
そろそろコロナの話題も、正直、飽きた…と言う方も多いのでは?と。
ただまだまだしぶといですね…
ホント、こんなに長い間、そして世界的に、広まるとは夢にも思っていなかったけれど。
ユナイテッド、ワクチン接種を義務付け!
ワクチン。
ポストコロナでまず1つ、重要な要素になるモノ。
副作用もありますし、打つor打たないは個人の判断によるモノだと思うのですが(そもそも体質的に打てない方もいらっしゃるでしょうし)、米航空業界大手の「ユナイテッド航空」は、米国の全従業員67,000人に対して、2021年10月2日までにワクチンの接種を完了しない場合、解雇もしくは無給休暇にするコトを明らかにしました。
そもそも「ユナイテッド航空」では、全従業員へのワクチン接種を既に、義務付けている状態。
元々は、9月27日までに完了するコトを目指していましたが、医学的な理由や宗教上の理由で接種を受けていない従業員がいるコトから、期限を延長した形。
8月までに未接種だった従業員では、接種を義務付けてから、現在までに半数以上の人が接種している状態とのコト。
但し、現在の接種人数・全従業員に対する割合・接種免除を申し出ている人の数などは公表されておらず、現状で運航には支障がないとのコト。
今後、医学的な理由で接種拒否を希望する授業員については、医療スタッフが接種の可否を判断。
宗教上の理由で接種拒否を希望する場合については、人事部が判断する。
ワクチンの接種が進む米国。
ただ接種率は、一時期よりもスピードが落ちたと言われていましたが、会社により“義務付け”されるとなると、また異なって来るのかな…と。
デルタやルフトハンザでも接種推進が進む
そもそも「ユナイテッド航空」は、義務付けで、未接種の場合、しっかりとした理由がない限り、解雇もしくは無給休暇と厳しい対応を取っていますが、「デルタ航空」「アメリカン航空」も、同様に未接種の従業員に対しての対応を既に発表している状態。
「デルタ航空」は、ワクチン未接種の授業員から毎月200米ドル(約22,000円)を、11月から徴収するコトを発表し、未接種の従業員がコロナに感染した場合の治療費に充てるとしています。
接種率は、8月下旬時点で、全従業員の75%まで上がっており、今後も100%を目指して行く形。
「アメリカン航空」は、義務付けとまでは行きませんが、未接種の従業員がコロナに感染した場合は、従業員の有給休暇取得を打ち切るコトを発表済み。
「アラスカ航空」は、10月15日までに接種を完了し、証明書を提出した従業員には、200ドルのボーナスを支給するコトを決定しているほか、感染した場合の特別手当などの支給を打ち切るコトを決定している。
米国は、日本の現状と異なり、街中などでも気軽にワクチンを打てる体制になっていると言われていますから、こうした策が打ち出しやすいのかな?と言う感じもします。
日本で同様の動きが出て来るには、もう少し、全体の接種率が上がらないと…と言う感じはしますが、こうした動きが出て来てもおかしくはないのかな…と。
因みに、こうした動きは米国以外でも。
スイスインターナショナルエアラインズ・ルフトハンザドイツ航空・カンタス航空・シンガポール航空・マレーシア航空・エアカナダ…などが、同様の動きを見せているので、今後もワクチン接種を従業員に義務付ける航空会社と言うのは、増えて来そうですね。
ワクチン接種が、スタートラインと言う時代に
ただ意外だったのは、こうした動きが、米国やヨーロッパで起きた事例だと言う点(アジア圏でも起きてはいますが)。
殊の外、米国や欧州は、個人の自由を求める風潮の強い国々。
そう思っていたのですが、今回のワクチンの接種義務付けと言う流れは、それとは正反対の動き方。
これに対して、特に労組などから反対はなかったのかな?とすら。
ただワクチンの未接種による重症化を防ぐと言うコトは、会社が負担する入院費用などの削減にも繋がる訳で、財務のリスク対策としても、理解ができなくもないですけれどもね。
ワクチンの接種。
ポストコロナに向けては、必須のアイテムにはなっています。
別にワクチンが万能な訳じゃない。
だけれど、未接種のままだとスタートラインにも立てない。
それは従業員も旅人も。
そんな時代になりそうですね、まずは。
で…
ボクはいつ打てるんだろう…
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