アレジアント航空が存続ブランド
米国のLCCである「アレジアント航空」と「サンカントリー航空」が、合併することが発表になりました。
「アレジアント航空」が「サンカントリー航空」を15億ドルで買収する形(「サンカントリー航空」の純負債4億ドルの引き受けを含む)。
買収完了は、2026年後半を予定。
サンカントリー株1株当たり、18.89USドルで、サンカントリーの2026年1月9日の終値が15.77USドルなので、19.8%のプレミア(30日間の出来高平均価格に基づくと18.8%)。
今後は、単一の運航許可を取得するまでは、これまで通り、独立した形で事業を継続するが、「アレジアント航空」ブランドが存続になり、「サンカントリー航空」ブランドは廃止になる見込み。
「アレジアント航空」は、A320とボーイング737ファミリーの機体構成で約130機。
サブ空港からレジャー路線の運航がメイン。
一方の「サンカントリー航空」は、ボーイング737型機を約65機(内、20機はアマゾンエアの貨物機)。
メインはミネアポリスからのレジャー路線になります。
組み合わせ的には最適
共にレジャー路線がメインではありますが、業績的には堅調を維持している状態。
さらに「アレジアント航空」はサブ空港などの小規模空港の路線がメインで、「サンカントリー航空」はミネアポリスを中心としたメイン空港発着路線がメインで、路線の重複がほとんどない。
さらに米国のLCCとしては独立独歩を行く「サウスウエスト航空」。
さらに「ジェットブルー」・「スピリット航空」・「フロンティア航空」がありますが、スピリット航空とフロンティア航空は、2022年に合併破談。
そしてスピリット航空とジェットブルーとのがっぱい計画も2024年3月には気。
スピリット航空は2025年8月に連邦倒産法第11章の適用を申請中と、サウスウエスト航空以外は迷走状態。
そう言う意味でも、組み合わせは最適。
と言うか、逆に言えば、「アレジアント航空」としては、さらに拡大を目指すのであれば、現状、この組み合わせしかないと言う話なのだと。
合併による規模拡大も最終盤か?
ただ…
プレミア価格が思ったよりも低めだなぁ…と。
そう考えると、「サンカントリー航空」の市場価値は高くないとみなしているのですかね?
まぁ、規模的にもそこまでの大きさがある訳じゃないけれど。
米国の航空業界は、合併・合併で成り立ってきた業界。
日本の航空業界も確かに、かつてはそうでしたが、JAL/ANA/JASの3強体制が確立してからは、JAL+JASの合併があったぐらい。
一応、エアドゥとソラシドエアも、持株会社方式で統合はしましたが、独自の運航体制は維持しており、そこまで統合効果があったとも思えず、こうした米国の動きとは対照的。
新陳代謝がしっかりとあるんだな…と、改めて思う訳ですが、そろそろ合併による規模の拡大は限界ですかね。
あるとすれば、ジェットブルー・スピリット・フロンティアの中で1回と言うレベルなのかな…と。
まぁ、米国の場合、地域航空会社と言われていても規模は大きい会社が多いので、それを加えると、まだまだ無数の組み合わせがあるけれど。








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