スカイチームも鉄道事業者と提携開始へ!
航空3大アライアンスの1つである「スカイチーム」が、ここに来て鉄道事業者との提携を発表しています。
まず1つ目が、「ユーロスター」。
既に「スカイチーム」加盟航空会社であるKLMオランダ航空と「ユーロスター」は提携関係にありますが、アライアンス全体で提携する形で、2025年前半にもスタートになる見込み。
実現すると、「スカイチーム」にとっては、航空会社以外では初のパートナーになりそうで、2022年に「スターアライアンス」が「ドイツ鉄道」(DB)とインターモーダルパートナーとして提携が結ばれたのに続く形になります。
「ユーロスター」は、イギリス・フランス・ベルギー・オランダにネットワークを構築しているので、この提携がスタートすると、航空とこれらの鉄道路線を一体的に旅程に組み込むコトが出来るようになり、かなり便利になりそう。
さらに既に「ユーロスター」は、ロンドン~パリ・ブリュッセル間では高いシェアを確保しているので、「ユーロスター」としても盤石になりそうですね。

さらに2025年春からイタリアの「トレニタリア」とも提携するコトが発表に。
イタリア国鉄の業務を引き継いだ鉄道会社で、イタリア国内・イタリアを経由する欧州各地への国際列車も多く運転している鉄道事業者ですが、「フレッチャロッサ」でイタリア全土へのアクセスで提供する形になりそう。
「トレニタリア」の場合は、「スカイチーム」のフリークエントフライヤーメンバーなら、鉄道の旅でもマイルを獲得できるようになるほか、「トレニタリア」のロイヤリティプログラムのメンバーは、逆にスカイチーム加盟航空会社のフライトでポイントを獲得できるようになる見込み(ポイントの使用も可能になるとのコト)。
出遅れたワンワールドだが…
航空アライアンスと鉄道事業者。
- スターアライアンス…ドイツ鉄道
- スカイチーム…ユーロスター・トレニタリア
と言う組み合わせに。
本来は、3大アライアンスの中で、加盟航空会社数が最も少ない「ワンワールド」が、率先して動いて加盟航空会社数の少なさを補うべき話のようにも思いますが、ここでは完全に出遅れた感じですね。
欧州域内では、環境問題を考えて、短距離のフライトが廃止される国が出てきているので、その影響なのかな…と思ったり。
そう考えると、次はフランスのTGVがその筆頭になるのでしょうが、フランスに拠点を構えるエールフランスが加盟している「スカイチーム」が、TGVとも提携を行うと、かなり欧州域内の鉄道事業者としては、「スカイチーム」が優勢になりますね。
逆に、「ワンワールド」陣営的には巻き返しが困難になりそうな気がします。
はたしてどこまでこの流れが広がるのかは不明ですが、今後、鉄道事業者のみならず、他の交通事業者とアライアンスと言う組み合わせが出てくるかも…ですね。
まぁ、どこまで効果があるのかも不明ではありますが。
アライアンス拡大の発端になるか?
航空アライアンスは、既に飽和状態になりつつある。
めぼしいエアラインで、未加盟なのは、「エミレーツ航空」・「エティハド航空」・「中国南方航空」(ワンワールド加盟の噂が絶えない)・「LATAMグループ」(スカイチーム入りが妥当?)。
さらにそれ以外となると、「フィリピン航空」・「ルワンダ航空」・「エア・アスタナ」・「ウズベキスタン航空」とかになる。
「ワンワールド」はまだまだ加盟予定の航空会社がある状態だが、既に、資本を伴うアライアンスの移動がメインになっている感がある。
ただそれはあくまでも航空会社に限定した話。
鉄道を始め、他の交通事業体まで拡大させると、まだまだアライアンスが拡大する余地がある。
そうなっていくのかどうか。
まずは欧州以外にその動きが出てくるか…と言う話にはなるけれど、実際は欧州域内単距離フライトの規制が大きい感じで、まだ欧州域外への流れはないのかなぁ…と言う感じ。
個人的には、期待したいところですけれどね。
提携するからには、他の交通事業体にメリットがないとって感じですが、今のところ、そこまでのメリットがあるようにも思えないですからね。
利用者としては、シームレスな移動が可能になるので、歓迎はしたいですが。








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