アラスカ航空、来春、特典航空券の必要マイル数を大幅に改定へ!

寒くなって来たコトもあって、朝、布団からスグに抜け出せない日々がスタートしました。
このままヌクヌクしていたいんだけれどな、ずっと…と思いつつ、今日の記事を書いています。

アラスカ航空、マイルチャートを地域別に!

ワンワールド加盟航空会社の「アラスカ航空」のマイレージプログラムである「マイレージプラン」が、2024年3月から、特典航空券への必要マイル数などの変更を発表しました。

今までアラスカ航空のマイルチャートは、航空会社別に設定されており、路線・航空会社によってはかなりお得感のある特典航空券の利用ができたりしましたが、改定後は、地域別に統一されたチャートへと変更されるコトになります。

具体的には、「南北アメリカ」「ヨーロッパ・中東・アフリカ」「アジア太平洋」の3区分に分けられ、飛行距離と利用クラスに応じたチャートになります。

実際にどんな感じになるのか…と言うと、こんな感じ。

北中南米
飛行距離
(マイル)
エコノミープレミアム
エコノミー
ビジネスファースト
~7004,500~6,000~9,000~13,500~
701~1,4007,500~10,000~15,000~25,000~
1,401~2,10012,500~17,500~25,000~40,000~
2,101~4,00017,500~22,500~35,000~52,500~
4,001~6,00025,000~32,500~50,000~75,000~
6,001~30,000~40,000~60,000~90,000

アメリカ~中南米諸国・北米・カリブ海諸国・中米・南米を含む

欧州・アフリカ・中東
飛行距離エコノミープレミアム
エコノミー
ビジネスファースト
~1,5007,500~10,000~15,000~22,500~
1,501~3,50022,500~30,000~45,000~67,500~
3,501~5,00027,500~35,000~55,000~82,500~
5,001~7,00035,000~45,000~70,000~105,000~
7,001~10,00042,500~55,000~85,000~130,000~
10,001~55,000~72,500~110,000~165,000~

米国~欧州・欧州・中東・アフリカを含む

アジア・太平洋
飛行距離エコノミープレミアム
エコノミー
ビジネスファースト
~1,5007,500~10,000~15,000~22,500~
1,501~3,00025,000~32,500~50,000~75,000~
3,001~5,00030,000~40,000~60,000~90,000~
5,001~7,00037,500~50,000~75,000~110,000~
7,001~10,00042,500~55,000~85,000~130,000~
10,001~65,000~85,000~130,000~195,000~

アメリカ~アジア太平洋諸国・アジア太平洋諸国域内・アジア太平洋諸国~欧州・中東・アフリカを含む

ストップオーバーも可能で(所定の条件アリ)、片道発券もOK。
将来的には、マイル+現金での特典航空券の発券や、片道の旅程で2つの提携航空会社が含まれる特典航空券の発券も可能にしていくとのコト。

 

必要マイル数は、増加?

今回の改定で、めちゃめちゃおトク!と言う感じのスポットは激減する感じがしますね(また見つかって行くのだとは思うけれど)。

具体的な路線での必要マイル数を見てみると、こんな感じ(全てエコノミークラスの場合)。

行先アラスカ航空JALANA
ソウル7,5007,5007,500
台北7,50010,00010,000
マニラ25,0007,5007,500
バンコク25,00017,50017,500
ホノルル30,00020,00020,000
シアトル30,00025,00025,000
ロサンゼルス37,50025,00025,000
ロンドン37,50022,50027,500

必要マイル数は、「アラスカ航空」が断然、高くなる傾向ですね。

ソウル線などの近距離国際線では、まだまだ安値って感じがしますが、それでも提携航空会社のJALとソウルだと同等になりますから、それならば日本在住なら、航空機の利用以外でもマイルの獲得が容易なJALでマイルを貯めた方がベターな感じになりますね。

ただ「アラスカ航空」の特典航空券は、燃油サーチャージが不要。
それを含んで考えると、一概に使いにくくなったとも言いにくいかな?と言うのが、正直な感想。

と言うよりも、今までがおトクすぎましたよね…って気にもなりますね。

特にビジネスクラスの利用だと、JALやANAと比べると、マイル数もかなり少なくてOKでしたし。

あと「アラスカ航空」は、バイマイル(マイルの購入)セールを度々、開催しているのも特徴の1つですが、ここまで円が弱くなってしまうとドル建ての「アラスカ航空」のバイマイルに参戦するのは、セールと言えども、不向きな感じがしますし。

まだメリットのあるマイレージプログラム

航空会社別でアジア路線なんかは狙い目の特典航空券が多かった「アラスカ航空」。
今回の改定で、それらの大多数が塞がれる感じがしますね。

まぁ、当然…と言う気はしなくもない。

ただまだメリットもある。

上述したように片道発券が可能で、バイマイルもできる。
さらに特典航空券は燃油サーチャージ無料。

そして、同じワンワールドメンバーのJALとは異なる提携航空会社。

具体的にワンワールド以外の航空会社との提携は、

・エアリンガス
・エアタヒチヌイ
・海南航空
・アイスランドエア
・シンガポール航空
・コンドル航空
・エルアル・イスラエル航空
・大韓航空
・LATAM
・スターラックス航空

など。

シンガポール航空・海南航空・スターラックスなんかと組んでいるのは、やっぱりちょっと魅力的だなぁ…と。
特に海南航空とスターラックスは、3大アライアンス未加盟ですしね。

特典航空券への必要マイル数のチャートは改訂になり、お得感は薄れるかも知れないけれど、まだ使い道はあるかな。
そんな感じでしょうか。

そして改定も来春から…と、まだ時間もあるのは好印象。
海外の航空会社だと、改定発表→スグに実施と言う会社も多く、そうなると対応も取れないですからね。

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