バンコクでも大人気のオニツカタイガー

海外の方が人気が高いオニツカタイガー

オニツカタイガー。

日本でもこの数年間、人気が高いブランドの1つだとは思うのだけれども、実は、海外でのオニツカタイガーの人気や知名度は、日本の比じゃないレベルだったりします。

日本発祥のブランドなのに…ね。

こんな感じの靴のブランド。

オニツカタイガーが生まれたのが1949年。

鬼塚喜八郎さんが、ご自身の名前に“強さ”をイメージした虎を掛け合わせて名前を付け、スポーツを通して、健全に人間が成長していける様に…と願われた名前だったが、1977年にアシックスへと改名。

その後、ヨーロッパから復刻して欲しいとの声が上がり、2002年にアシックスからオニツカタイガーブランドが復活されたモノが、現在のオニツカタイガーの流れらしいです。

まず“キル・ビル”で主演女優が履いていたコトなどが手伝って、ヨーロッパから人気が出て、日本でも人気が出る様になったが、今やその人気はアジアでも大人気で、最早、日本よりもアジアでの人気の方が高いのは、先日、紹介した“anello”と似ている部分があるのかも。

日本ではまだまだ人気の途にあるanelloのバッグ | now here,no where

最近、日本でもようやく持っている人を見る様になった”anello”のバッグ。 元々は大阪にあるキャロットカンパニーから出ているブランドのバッグなのですが、実は、日本で人気が出る前に人気が出たのが、アジアの国々だったりします。 その中でも、特にタイでのanello人気は高かったりします。 なので、日本で人気が出始めたのがまだ最近と言うコトもあって、まだまだタイの方が人気が高いと言う感じが。 …

どちらも海外で大成功を収めて、日本に戻って来て、火が付き始めた…と言う感じ。

バンコクにもオニツカタイガー、発見(でも、高いっ)

勿論、バンコクにもお店がありました。

見掛けたのは、ターミナル21の中にあったお店。

現地の人が、食い入るように見てましたが、案外、現地で購入すると想定以上に値段が高くて、ホントならば1足、買ってこようかなぁ…なんて思っていたのですが、“この値段なら、日本で買っても…”みたいな感じに。

こう言う所で、ビンボー症が出てしまう旅人感が嫌なモンですね。

もうアラフォーなんだから、そこの辺り、ケチるなよって感じがしなくもないのですが、その値段でもアジアで人気があるのだから、スゴイものです。

そう言う意味では、オニツカタイガーって、安くはナイのですが、そこに手を出せるだけの中産階級がしっかりと出来ていると言う表れでもあるのでしょうかね。

日本発祥のブランドが受け入れられる理由

日本発のブランドとなると、最近ではユニクロや無印良品の海外展開が注目を浴びているし、大戸屋や吉野家と言った外食産業も色々な国に出て来ている訳ですが、日本で知られていないブランドが海外で成功する事例がポチポチと出て来た様にも思えます。

が、何処にその成功の秘訣があるんだろうなぁ…なんて、つい思ってしまいます。

ユニクロや無印良品の様に、日本で人気が出て、しっかりとした基盤があって…と言うのであれば、話は分かりやすいんですけれどもね。

まずは、カラーバリエーションが豊富ってのが1つの人気の秘訣なんだろうけれども、オーソドックスってのも人気の秘訣なのかも。

どの国の人に対しても、満遍なく受け入れられる余地がある訳だから。

また、オニツカタイガーもanelloも男女どちらでも使い易い感じもあると言うのも大事なのかも知れませんね。

オニツカタイガーで言えば、アシックスから出ているだけあって、履き心地が良いのも人気の1つなのかも。
靴自体、かなり軽いのに、履き心地がしっかりしている感じがあるし。

カラーバリエーションに、オーソドックスさ。
そして、実用性。

オニツカタイガーもそうだし、anelloもそう。
実は、ユニクロも安さがアピールされるけれども、共通する部分がある様に思える。

あとは海外に展開するだけの資本力になるのか、タイミングになるのか。

日本の重工業が元気のナイ昨今、日本の経済力を維持する為には、やっぱりナショナルブランドで留まっていては、やがて来る本格的な少子高齢化、そして人口減の社会の中で、生き残っていけない訳で、もっと日本の企業は海外に出て行かなきゃダメだよなぁ…とも。




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