バンコクのICカード型乗車券“ラビットカード”を作ってみる

珍しく2日連続で旅の情報記事。
ってか、“旅blog”なんだから、当たり前と言えば、当たり前なのかも知れないけれども、旅行記を書き始めると、情報系の記事って差し込むのをつい忘れてしまう自分がいます。

さて、昨日の記事で、バンコクのBTSについて触れましたが、このBTSにはICカード式の乗車券もあったりします。

バンコクでBTSに乗って快適に移動してみよう | now here,no where

そう言えば、前回のバンコク滞在でも、あまり市内の移動手段に触れていなかったので、”旅blog”らしく、今回はBTSとICカードについて触れてみたいと。 バンコク市内の移動手段は大きく分けると8つぐらいに分けられます。 タクシー トゥクトゥク Uber/Grab BTS(高架式の鉄道(バンコクスカイトレイン)) MRT(地下鉄) 路線バス 船 バイタク(バイクタクシー) …

それが、ラビットカード。

まぁ、日本で言う所の、SuicaやPASMO、ICOCAみたいなモンですね。

ってか、もう最近、めっきり日本でも“切符を買う”と言うコトが無くなりました。
もうサッとカードをかざすだけ。

やっぱり便利なんですよね、慣れてしまうと。

しかも、バンコクの切符の券売機って、やたらと行列が出来ている時間が多くって、わざわざ暑い中、待ちたくはない…

ってコトで、バンコクのBTSで利用出来るIC乗車券であるラビットカードを使ってみました。

バンコクのIC交通カード、ラビットカードを使ってみた

まず、ラビットカード。

使えるのは、あくまでもBTSのみです。

バンコクには地下鉄やバスも多く走っていますが、地下鉄には別のICカードがあるのです。現状、相互に使用出来ないので、注意が必要ですね。
ただ相互に使用出来る様にすると言うアナウンスは流れているので、そこまで遠くはない将来、ラビットカードでも地下鉄に乗れる日が来るのかも。

まぁ…

タイですから。
気長に待ちますけれど。

ラビットカードのタイプは3種類

カードのタイプは基本的には3種類でそれぞれ色が分かれています。

  1. オレンジ:一般カード
  2. 緑:学生専用
  3. 紫:タイ人60歳以上専用

となっています。
なので、必然的に持つのはオレンジ色のカードに。

そう言えば、子供用のカードは見なかったなぁ…

ってか…

ウサギがグラサン掛けてる…(笑)

カードの発行手数料と有効期限

カードの発行手数料も2タイプあるのですが、これは好みで選べる感じ。

  1. 初回購入金額:200B(発行手数料50B+運賃チャージ100B+デポジット50B)
  2. 初回購入金額:180B(発行手数料80B+運賃チャージ100B)

要するにデポジットを払うかどうかの差。
デポジットなので、カードを返却すれば戻って来るので、返却前提の旅人ならば、1番の方が安上がりにはなる。

その他に注意事項としては、1度にチャージ出来る金額は500Bまでで、気を付けたい所としては、「最後に利用した日から2年間」と言う有効期間があります。

なので、1年に1回(最低でも2年に1回)もバンコクに行かないと言う方は、必然的にデポジット付きの200Bの方を購入して、最後にカードを払い戻すと言う方がイイかと思われます。

逆に言えば、“1年に1回ぐらいならバンコクに行く!”と言う方は、初回購入金額の低い180Bの方で充分と言うコトになります。

回数券タイプもあるのが特徴的

またこれらのチャージ式に加え、回数券タイプのプランがあるのも特徴的で、15回分が375B、25回分が575Bなどで販売されているのですが、こちらは有効期限が30日。

回数券タイプで気を付けたいのは、長い距離を乗れば、元は取れるけれども、短い距離の繰り返しだと元が取れないと言う所。

あくまでも“乗車回数”であって、日本の様に区間制の回数券とはちょっと違うのです。

ホントに中心部の2~3駅の移動が多い場合は、避けた方が無難かも…とは思いますし、バンコクの滞在が2週間近くない限りは、コチラもお勧めは出来ないかなぁ…と言うのが正直な所。

購入出来るのは、駅の改札横にある窓口。

駅の改札機の横にある友人の窓口で、“ラビットカード”と言いながら、紙幣を渡せば、チャージしたラビットカードをくれました。

因みに、余談ですが、“チャージ”って日本だと通じる英語なんですが、海外だと、イギリス英語圏ならば“top up”、アメリカ英語圏だと“refill”とか“recharge”とかが良く通じます。
バンコクのBTSの窓口では“top up”で通じました。

まぁ、世界的に見ても、ICカードタイプの乗車券を発行している交通機関も多くなって来ましたし、この単語は覚えておいても損はしなさそうかと。
ってか、つい“チャージ”って言ってしまいそうですよね、日本ばりに。

電子マネーとしても利用可能

さて、このラビットカード、BTSに乗るだけじゃなくて、電子マネーのシステムも持ち合わせていたりします。

スタバやマクドナルドなどでも利用出来、ちょうどバンコク滞在時は、マクドナルドでラビットカード払いをすると、20%offと言う驚異的な割引率のキャンペーンを行っていました~(キャンペーンをしていなくても、10%割引になります)。

この他にも、ブラックキャニオンコーヒーやバーガーキング、ダンキンドーナツ、ミスタードーナッツ、オイシグループ各店などでも利用出来たりするのですが、一番使いたいのは、コンビニの様に思えるのですが、未だにラビットカードとの提携があるコンビニチェーン店はナイのが残念な所ではあります。

ポイントプログラムまで存在!

さらに“Carot Rewards”と言うポイントプログラムまで存在していて、Webでの登録が必要になりますが、BTSを利用した際や、電子マネーを利用した時にポイントが貯まる仕組みになっている他、お金をチャージした際もポイントが貯まったりします。

まぁ、なかなか旅人だとポイントを貯めるってのは、難しいのかも知れませんけれどもね。

貯めたポイントは駅にある↑の写真の機械で、欲しい商品と交換が出来る様になっているので、貯められるかどうか分からなくても、とりあえず登録していても損はしないかと。

またラビットカードへのチャージにもポイントが使えたりします。

でも…

やっぱり便利です。

サッと乗れると言うのは、もうそれが当たり前の様に身に染みているんだなぁ…と、改めて思ってしまいました。

ただ注意点としては、

  1. 最後にチャージをした日から2年間が有効期限
  2. カード自体の有効期限が5年間

と言うのが旅行者泣かせな所かも。
幾ら、頻繁に訪れる可能性が高いバンコクと言えども、2年ごとに来ると言うのは、案外、ハードルが高い様に思えてならないので、そう考えると、帰国の時にカードを払い戻すのが一番良いのかも。

ただ空港にもマクドナルドやスターバックスはあるので、チャージした分ぐらいは、そこで使い切る様なイメージでいるのもアリなのかも知れないけれど。




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