アフガニスタンを横目に

予約投稿中ですが、現在地は何故かソウル・仁川。
ん?
インチョン?
何故…?と言う声もあるかと思いますが、9時間のトランジット中なのです。

でも、仁川はプライオリティパスが使えるラウンジも多いので、快適だな~。


アフガニスタンを横目に

ホローグからドゥシャンベへと移動日。
いよいよこの山に囲まれた旅もおしまい。
朝5時起床で、そこから朝食を済ませて6時に車に乗り込み、ドゥシャンベ行きの乗合ターミナルへ。

すぐに車が見つかり、出発する。

ボクとイスラエル人2人とロシア語も話せるドイツ人2人と現地の人2人にドライバー。
詰め込まれるかな…と思っていたけれども、出発の段階ではそんな状態にならず、ホッと一息。

まぁ、すぐに出発したけれども、朝食のパンを買ったり(なら朝食を済ませてから行かなくても良かったってコトか)、ガソリンを入れたり…と、何だかんだホローグを後にしたのは7時30分ぐらいだったけれども。

 

今日はずっと左側にアフガニスタンを見ながら移動。

ネットからの情報にもホローグで会ったドゥシャンベから来た人の話でも、たいそうな悪路だと言う。
ホローグの宿であるパミールロッジのスタッフは12時間もしくはそれプラスぐらいで到着出来るよ~と言うけれども、12時間で到着したと言う話は見聞きしたコトがなくて、Max16時間と言う人も。

悪路で16時間はさすがに嫌だな~なんて思ってしまう軟弱旅人ではありますが、仕方がナイ。
バスとかですし詰めじゃないだけマシと捉えるしかない。
12時間での到着は無理にしても、そこそこの時間で着ければイイ。

トヨタのランクルをわざわざ選んだからなのか、至極、順調に車は走る。

そこまで道も悪いとは言えない。
いや、勿論、良くもないけれど、少なくとも車内にいてジャンピングしたりするコトもないし、寝ようと思えば寝れるぐらいの道のり。

でも、宿のスタッフも一部の区間が凄い悪いって言ってたっけ…と、期待だけはせぬように車内の住人に徹するコトに。

それにしても、アフガニスタン。
もう完全にそこに住んでいる人の姿も目視出来るレベル。
車はほとんど走っていなくて、たまに走っているけれど、荷物の上に人がいたり…
道も宜しくはなさそうだけど、まぁ、そこまで往来はなさそうな気配。
ってか、別にこちらの道だって、悪くはないけれど、良くもないのだから、そんなに変わらんのでは…としか思えない自分がいます。

集落から村レベルは幾つか点在しているけれど、“町”と呼べる程の集まりがない。
アフガニスタンだから…と言うのではないのかも知れないけれど。

ランチを挟んでも、トイレ休憩を挟んでも、何かが劇的に変わるコトはなく、アフガニスタンを左に見て、良くも悪くもない道。

それがただズーッと続く形。

この川を渡るだけで全く違う環境になるのか…
それとも世間一般で言われているような場所じゃないのか。

それは分らないけれど、行こうと思いたくなるだけのきっかけは今の所ないし、そこまでのリスクは被れない。

でも、人は生まれる場所は選べない。
この川を挟んだ向こうでは、平和な日常ですら遠い話。
たかだか川を挟んだだけで、こんなに世界が変わってしまう現状を、もっと我々は注目しなきゃいけないのではないか。

個人のチカラでは何が出来る訳じゃないけれど。

IMG_3499

それにしても…

さすがに…

飽きました。

ええ。
飽きましたね、完全に。

ドゥシャンベに近付くと、緑が一層増え、アフガニスタンからも離れ、湖が見えてきたり、完全に舗装道路になったり、トンネルが出て来たりと、色々と変化がありましたが。

完全に舗装の2車線道路なんか、久しぶりに見た気になりましたが、“いつ以来だろう~”なんて考えるのは、ちょっと虚しくなるので止めました。

で、結局の所、20時過ぎごろにドゥシャンベの町へ到着。

きっと早い方だったのだと思う。

それにしても、移動だけで完全に1日が終わってしまった。

この移動で、300ソムニ。乗合のターミナルで交渉すれば、もっと安くなるし、ランクルを選ばなければ、確実にもっと安く出来る(因みに300ソムニは宿で頼んだ値段。5人集まれば、宿から直行便で行ける)。
大体、4,000円程度。
この国は、移動費用と宿代が異様に高い。

でも、半日以上時間が掛かっていて、バスでもナイとすれば、仕方がないのか…

いや、もうそんな話に慣れてしまいました、すっかり。

海が恋しい。

 

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