バゲルハットは、なかなか雰囲気が良かった

立ち乗りの渡し船は、不安定極まりなく…

クルナから近隣のバゲルハットへ。
久しぶりの観光地と言うコトもあって、ちょっとワクワク(笑)。

まずはクルナ市街地の端にある船着き場へ。
ここから渡し船で対岸へ。

渡し船自体は、かなり頻発で、スグに乗船出来ました(ある程度、人が揃ったら、順次出発する感じです)。

が、この船。
立ち乗りでした。

ゆらゆらと安定感の欠片もない船。
いや、“船”と言うよりも、ちょっと深さのある“ボート”と言う方が近いのかも。

そんな船に、立ち乗りです。

揺られまくりです。

安定感も何もない。

これ、絶対に1週間に1度ぐらいは、誰かしら川に落ちているのでは…?と思うぐらい。

動画も撮ってみました。
こんな感じで。

風情はあるので、旅人としては嬉しいんですけれどもね。

バゲルハットの遺跡は、どう?

対岸からはバス。
こちらも人が集まるとスグに出発するタイプで、そこまで待ち時間なく出発。

クルナから1時間弱で、バゲルハットに。

とりあえず、バスは街の手前の遺跡の所で降ろして貰いました。

と言うよりも、そもそも外国人はそこで降りると分かっているのか、特に、遺跡で降ろしてとは言っていなかったのですが(maps.me見ていたので、大体の位置は分かっていたので、その内、降りようと思っていた)、車掌さんから声を掛けてくれました。

んで、降りたのが移籍(シャット・ゴンブズ・モスジッド)の前。

バゲルハットの街までは、ここからだと6kmぐらいはあるので、クルナから来る場合は、遺跡の間で降ろして貰うのがベストです。

どうせバゲルハットまで行っても、同じ道を戻って来るだけなので。

入場料200タカ(外国人料金)を払って、中に入りますが、ホントにお金を払って、何かを観光すると言うのが、久しぶりだと言うコトに、今更ながら気が付きました(笑)。

さて、この遺跡。
バングラデシュでは、最大級のモスジッドだそうで。

確かに、大きいです。

“ゴンブズ・モスジッド”と言うのが、“60のドーム”を意味するんだとか。

でも、実際にドームの数は、11列×7の合計77個。
その他に、四隅の塔のドームがあるので、合計すると81個のドームがあるんだとか。

サバを読むと言うのは、別に珍しくもないと思うのですよ。

だけれども、過少すると言うのは、かなり珍しい気がするんですけれどもね。

ただ実際に、遺跡に近寄ってみると、そもそもドーム自体が外からは見えなくなるので、まぁ、どちらでも良いのかなぁ…とも。

中に入ってみると…

確かに無数のドーム。
装飾は何もないけれど、ドームのアーチが雰囲気を醸し出している感じ。

あ、何か、好きかも。

ふと、そう思ったのは、単に遺跡自体が久しぶりだったからでしょうか(と言うか、この旅ではほぼ初の遺跡訪問ですしね)。

人が温かすぎるけれど、視線が痛い…

博物館に立ち寄り、湖の周りを回って、ビビ・ベグニ・モスジッドなんかも見てみる。

村の中に、ひょっこりと現れるモスジッド。
ちょうどお昼のお祈りの時間で、未だに現役なコトに驚いてしまう。

それにしても…
この湖沿い、何かのどか。

小さい子供が寄って来ては、“ハロー”って言いながら、手を振ってくれる。
いや、大人だって、“ハロー”と言って、手を振っては去って行く。

一昔前のアジアって言う雰囲気が漂っている。

でも、何処でも見られている感が凄いんですけれどもね。

2kmぐらい離れた所にあるカーン・ジャハーン・アリ廟へと歩いて移動。

大通りに沿って歩いていると、後ろから来るオートリキシャの何台かに、

“乗ってけ~、ノーマネーだ~”

とお誘いを受ける。

人が良いと言うか、何と言うか、多分、ホントにお金は受け取らないで、リキシャに乗せてくれそうな雰囲気。
何となく歩きたかったので、断ったのですが、それでもかなり“乗ってけ~!”と。

ってか、反対車線のドライバーまで手を振って来るって、どないやねん。

バングラデシュ。

ホントに人がイイ感じ。
温かくて、優しくて。

そんな温かさを感じながら歩いていたら、2kmなんてあっと言う間に歩ききってしまいました。

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