トモカコーヒー

アディスアベバに来たら、行きたいお店があった。
行ったコトのある旅人にも、“カズなら、きっと気に入るハズ”と念を押された店でもあった。
それはピアッサの宿からもホントに近く、ワンブロック隣に行っただけの様な、そんな立地だった。
これはもう、行くしかナイ!!と言うコトで、もちろん、行ってみました。

香りと雰囲気が漂う店

店内は、ホワーッとコーヒーの匂いが、何処からともなく流れていた。
“何処からともなく…”と言うのは、ホントに、そんな感じなのだけれども、何処からともなく…と言うか、何処からでも…と言う方が正しいのかも知れない。

それほど店内はコーヒーの香りが広がっていた。

おススメはされていたけれども、どんなお店なのかは聞いていなかったので、いざ、お店の中に入ってみて、その狭さにびっくりした。

狭いにしても程がある位の広さ。

しかも椅子がなくて、立ち飲み。

“きっと気に入るハズ”と言われたので、きっとまったり出来る雰囲気のお店なんだろうなぁ…なんて思っていたのですが、立ち飲みなので、そんな雰囲気は皆無。

せわしなくサクッと飲んで、出て来る。
そんなお店だった。

でも、店内は、年季の入った感じで、レトロな空気感。
至る所にコーヒーの匂いが染みついているかの様な、そんな感じ。

それは決して、“造り込まれた”雰囲気ではない。
1日・1日が積み重なって造り上げられたモノだった。

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店内の何処を切り取っても、何となく絵になってしまう。
そんなお店。

1965年に創業したコーヒー店。

一歩、足を踏み入れた瞬間に、異空間に入った様なそんな状態。
全然、中は広くないのに、もうその瞬間に空気が変わっていて、ここにしかない空気感になっていた。

スグに注文をして、小さな小さなグラスを手にして、立ち飲み用の机に陣取ってみる。

特段、居心地がいい様な場所ではないし、そもそも居心地がイイと言うのを考慮した造りでもない。
椅子があって、wi-fiがふんだんに使えて…なんて世界でもない。

でも、この空気感が、このコーヒーの匂いと、見事にマッチしていた。

毎日の生活にワンタッチのリフレッシュ
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ひとまず机に陣取って、注文をしたコーヒーにふんだんに砂糖を入れて飲んでみる。

コーヒーの味なんて、そう分かるタイプじゃない。

でも、この深み。
このコク。

それは、はっきり分かる。

一緒になった人とちょっとだけ談笑。
きっとこの人たちは、毎日のように、ここに来て、一杯だけサクッと飲んで、リフレッシュして、またアディスの町に戻って行くんだろうなぁ…

と思うと、ムショーに羨ましくなった。

長々いるだけが居心地の良さではなく、サクッと立ち寄って、サクッとリフレッシュ出来る。
そんな居心地の良さだってある。

これは…
毎日のように日参してしまいそうだなぁ…

ついそう思った。
長々といられないお店だからこそ、そう言う気に余計にさせてくれる。

ちょっと何処かに行く前に、チラッと…だったり、逆に何処から帰って来た際に、宿に戻る前にチラッと…みたいな感じで、通いそうだなぁ…と。

因みに、お店自体は朝の6時オープン。
って、朝6時って…

どんだけ早くから開いてるんだよ!!と突っ込みたくなる。

でも、サクッと身体にコーヒーを染み込ませてから出勤する人とかも多いんだろうね、きっと。

そして、真空パック詰めにした商品とか、お店のユニフォームとかも売られていたので、気に入った方は買ってみるのもイイかも。

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