【ダナキル砂漠2日目】マグマ噴き出る場所

クシャーッ!!!!!

ザパーッ!!!!!!

何とも形容しがたい音。初めて聞く様な、そんな音と共に、繰り返される波の如く、湧いて来ては、黒ずんで行くマグマ。
2つの火口から、それが絶えず、エンドレスで続く。

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時折、大きく湧き出して行く。
辺りは明かりが無くてもそれぞれの顔がはっきりと分かる位に明るく、そして、暖かい。
いや、暖かいと言うよりも、熱い。
おとなしくなったな…と思ったら、急に激しくなったり。

手の届きそうな場所に火山があって、火口があって…
当たり前だけれども、柵もなく、何かを投げたらそのまま届いてしまう様な、そんな距離。

そんな場所に、今、自分がいるコト自体が、信じられない。

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大地から生まれたままの姿。
地球のカタチ。

それが目の前にあって、怒涛の迫力で蠢いている。

つい、コトバを失って、ただただ見入るしかなかった。

いつまでも見ていたくなるような、そんな惹き込まれるようなチカラが、あった。

自然のチカラ。
地球のチカラ。

そうとしか、形容出来ない光景。

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座って見入ると、地面が温かい。
それがまた、心地良い温かさ。
オンドル部屋・床暖房。まさにそんな感じ。
もう、このままここで眠ってしまいたい…そんなコトすら考えさせる位の気持ちの良さ。
目の前で、火山が燃えているコトすら忘れてしまいそうな、そんな気持ちの良さだった。

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一回、山頂に戻って、そこで野宿。
そして朝日が昇る前に、再び火口へと向かい、そこでご来光を迎えた。

夜とはまた違った感じに見える火口。
夜は、地獄の中に燃える火の様に見えたけれども、ほんのり空が明るくなってくると、そう思えないから不思議だった。

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この場所を離れたくない。
もうちょっと見ていたい。

そう自然に思った。

この地球が動いている姿を、少しでも長く見ていたい。
そう自然に思った。

そんな場所、地球が広くて見るべき所がいっぱいあっても、そう多くはない。

これだけの為に、ここに来るのも、悪くはない。
そう思わせるだけの迫力。
そう思わせるだけの場所。

こんな場所に来るコトが出来て、ホントに良かった。
でも、これだけではこのツアーは終わらない!!

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