草津・共同浴場めぐり:「白嶺乃湯」

実は立地は良い「白嶺乃湯」

前回取り上げた「巽乃湯」から、そのままバスターミナル方面に向かって歩き、喫茶店の「ASPEN」の先の小道を曲がった左側にある「共同浴場」。

 

湯畑からも裏道を抜けて行くと、案外、近くに立地していたりします。

ですが、大通りに面している訳じゃなく、車も1台、入れるぐらいの小道沿いにあるので、あまり目立たないのかも。

「湯畑からも裏道を抜けて行くと…」と書きましたが(アクセスの詳細は、最下部を参照)、フツーに車通りを行った方が無難と言えなくもナイですし、バスターミナルから車通りを歩いて行っても、大した距離じゃないです。

建て直されたばかりで真新しい

さて、建物。

ホントに最近、建て替えられたのかな…と言う感じの状態で、かなり真新しい「共同浴場」です。

こじんまりとしていますが、外観からして新しさが分かるぐらい。

中に入ってみても、やっぱり新しさが一目瞭然と言う感じで、気持ち良かったです。

因みに、新しい場所は、入口の扉を開ける時に、チャイム音が鳴る様になっているのかな…?

まぁ、草津温泉の「共同浴場」は、古くてもしっかりと整理整頓が地元の方々によってなされているので、建物が新しくなくても、汚さを感じる場所はナイのですけれどもね。

ところで、草津温泉の「共同浴場」って、どのぐらいのペースで建て替えを行っているんでしょうね。

実は今、ちょうど1ヶ所、「睦の湯」が建て替え工事中で閉鎖期間に入っていたりします。

全部で19か所あるとして、2年に1ヶ所、建て替えて行っても38年で一周期になる訳で、かなり長いスパンになりますよね。

でも、その割に、キレイな場所が多いんですよね、実際の所。

ならば、どのぐらいのペースで建て替えがなされているんだろう。

地方自治体としても、人口・財政の割に、数が多いので、負担も多いでしょうが、それでも観光客からお金を取るコトもなく、あくまでも町の中にあるモノとして存在して行けると言うのは、スゴイコトだなぁ…と、改めて思ったりしてしまいますね。

浴室も真新しい香りが残る

さて、脱衣所も新しさが残っていて、清々しくなる感じで、早速、お湯に入ってみます。

もちろん、浴室・浴槽も新しさが残る感じ。

お湯自体は、熱すぎず・温すぎずと言う感じだと思える45度ぐらい。
身体の芯から温まるにはちょうどいい温度の様に思えます。

温度を測っているのは、お湯の流れ口から遠い所なので、実際はもう少し熱いかも。

湯畑からもアクセスしやすいので、色々な場所とセットで巡るコトも出来る、新しさの残る「白嶺乃湯」。

注意点としては、アクセスしやすい立地ではありますが、実際の所、民家に隣接している様な場所でもあるので、利用の際の声などには、充分、配慮したい所です。

草津って、街中以外はかなり静かな町なので、喋り声って、案外、目立つんですよね、実際の所。

あと、「白嶺乃湯」は、浴場前の道が狭いので、「車は避ける」と言うのは、マストでしょうね。

★★★「共同浴場」利用時の注意★★★

草津温泉には、現在、19カ所の「共同浴場」があります。

過去には観光客も利用が出来ましたが、「大声を出す」「備品を持って帰る」などの入浴マナーの悪さが目立ち、観光協会の公式WEBサイトに記載があるのは、「白旗の湯」「千代の湯」「地蔵の湯」の3ヶ所のみになってしまいました。

「共同浴場」自体、町で管理しているのではなく、地元の方々が管理しているモノなのですが、元々、草津温泉には、「もらい湯」と言う文化があり、マナーを守って「もらい湯」の精神を持って、地元の方々への最大限の配慮を忘れずに利用すれば、入浴自体は可能と言えるかと。

マナーとしては、以下の通りかと。

・浴場内での清掃/整理/整頓を心掛ける
・浴場内での飲酒/飲食などはしない
・自分のゴミは持ち帰る
・大声で話すなどは止める
・タオルは持参し、浴槽にはつけない

など、当たり前のコトに加えて、

・他に入浴客がいたら、挨拶をする
・湯の温度を下げたい時は、他の入浴客の許可を得て、次の方の為に下げ過ぎない/水を出しっぱなしにしない
・浴室から出る際は、脱衣所を濡らさないように体を軽く拭く
・開館時間は守る
・ほとんどの場所で駐車場がないので、車での利用は避ける

などは守って、地元の方に迷惑が掛からないように利用するように、心掛けましょう。

「白嶺乃湯」

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