エアバスA320シリーズに不具合で、ANAは95便を欠航に

A320シリーズ、全世界で不具合

「エアバス」が、A320ファミリーの機体で発生した事象を分析した結果、強い太陽放射などの条件下で、飛行制御の機能に破損の可能性があることが明らかになったと発表しました。

これにより、航空会社に対しては、即時の予防措置を要請。

欧州航空安全期間(EASA)も、A320ファミリーのソフトウェアの脆弱性に対処する緊急耐空性改善命令(EAD)を発行しました。

具体的には、エアバスA319型機・エアバスA320型機・エアバスA321型機が対象。

わずかな高度低下の後、オートパイロットは継続して作動し、支障なく飛行できるとのこと。

ただ日本時間で2025年11月30日午前9時までに、交換もしくは改修する必要があるとしています。

日系の航空会社は、ANAに欠航が多々発生

日本の各社の対応は、こんな感じ。

  • ANA
    • A320ファミリーで対象機材は、合計34機
    • 11月29日に合計95便が欠航し、約13,200名に影響が発生
    • 11月30日も引き続き、6便に影響が残る見込み
  • スターフライヤー
    • 11月29日に整備作業実施で欠航なし
  • ジェットスター・ジャパン
    • 運航している22機の内、15機が対象
    • 11月29日は機材繰りの調整で欠航なし
  • ピーチ
    • 運航している37機の内、数機が対象
    • 11月29日正午前までに整備作業完了で欠航なし

JALを始めとするその他の日系の航空会社は、A320ファミリーを運用していないので、結局、日本ではANAだけに欠航が発生した形。

LCCよりもフルサービスキャリアの方が、機材数にゆとりがあることが多いので、遅延はあっても、機材繰りの修正で欠航は少なさそうなイメージでしたが、今回は正反対の結果に。

まぁ、ANAが悪い訳ではないですが。

元々、機材繰りがひっ迫している状態のANA。
今回の整備作業には、1機につき4時間程度が必要とのことだが、他の機種の整備もあるので、うまく機材繰りが行かなかったと言う話でしょう。

それにしても、A320ファミリー。
エアバスの旅客機の中でも、最も販売数が多いシリーズなだけに、世界的に影響が出た形に。

まぁ、大きな事故になる前に発覚したのは、不幸中の幸いと言えるのでしょう。

機材でツイていないANA

それにしても、ANAの機材って、ここ最近、うまく行っていない。

新型機材の開発遅れ。
機材の納入遅れ。

まぁ、それはANAに限った話ではなく、全世界の航空会社で、同じようなことが起きている訳ですけれど、ここまでうまく歯車がかみ合っていない状態の航空会社も、なかなかじゃない?と思える中で、今度は世界的なベストセラーのA320シリーズに改修の必要性。

まぁ、今回の改修は、すぐに解消できる話ではありますが、ホント、とことんツイてないとしか言いようがない。

と言うか、これだけ世界各地で航空需要が高まっている状態なのに、中・大型機がボーイングとエアバスの二択しかないと言うのも、不幸な話なんだろうな…と。

やっぱりせめて3社ぐらいないと、切磋琢磨な状態にもならないようにも…

ただ今さら、航空機を作ろうなんて動きは出てこないでしょうけれど。


Sponsored Link



コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください