ピーチ、運賃体系をリニューアル!変更点はどのぐらい?

3タイプは維持

LCCの「ピーチ」が、冬季スケジュールがスタートする2024年10月27日搭乗分から運賃タイプをリニューアルするコトを発表しました。

現行の運賃タイプは、

  • シンプルピーチ
  • バリューピーチ
  • プライムピーチ

の3つの区分ですが、これを、

  • ミニマム
  • スタンダード
  • スタンダードプラス

の3つの区分に名称・内容を変更する形。

具体的な各運賃タイプの内容は、こんな感じ。

 現行改定後
シンプルバリュープライムミニマムスタンダードスタンダード
プラス
機内持ち込み手荷物
無料
2個計7kg

無料
2個計7kg

無料
2個計7kg

無料
2個計7kg

無料
2個計7kg

無料
2個計7kg
受託手荷物×
有料

1個無料

2個無料
×
有料

1個無料

1個無料
座席指定×
有料

2種類無料

3種類無料
×
有料

3種無料

3種無料
変更手数料×
有料

無料

無料
×
不可
×
不可

払い戻し×
一部払い戻し

運賃全額
×
一部払い戻し
購入期限搭乗日2日前
23:59まで
出発
1時間前まで
出発
1時間前まで
搭乗日2日前
23:59まで
出発
1時間前まで
出発
1時間前まで

こうして一覧にしてしまうと、そこまで大きな変化はないように思えてしまいますね。

ただ細かく見ていくと、確かにちょこっと改定された感じもします。

 

ミニマム以外は発券手数料がナシに!

まず細かい変更点で見ると、今まで必要だった「支払手数料」がなくなる感じでしょうか。

今まではクレジットカード・PayPay・d払いなどのQRコード決済の場合は640円、コンビニやATMでの支払いの場合は690円・ピーチポイントだと220ポイントの支払手数料が必須になっていました。

今回の改定で、それがなくなり「発券手数料」と言う名目になり、新しい運賃タイプの場合、ミニマムだと640円が必要になると言う感じ(スタンダード・スタンダードプラスは不要)。

さらに今までは決済方法に関係なく、払い戻しは「ピーチポイント」での払い戻しでしたが、「スタンダードプラス」は手数料500円を差し引き、決済方法へ払い戻す形に。

座席指定料金については、

  • ファストシート|1列目
  • スマートシート|2~5列目+非常口座席
  • プレジャーシート|全窓側座席+6~11列目
  • スタンダードシート|上記以外の座席

とし、ファストシートが指定できるのは、「スタンダードプラス」のみで有料(予約時の指定で+2,500円)。

「スタンダード」「スタンダードプラス」は、スマートシート・プレジャーシート・スタンダードシートの座席指定は無料。
「ミニマム」については、スマートシートが1,400円、プレジャーシートが940円、スタンダードシートが790円(いずれも航空券予約時に指定した場合)に。

全体的には小幅な変更

ってか、支払手数料って個人的には意味が分からないでいました。

だって支払いしないと搭乗できない訳で、必ず必要な手数料。

ならば運賃に内包されていないと…と。

まず今回の改定で、「ミニマム」以外は不要になったのは、プラス。
ってか、「ミニマム」も発券手数料は廃止するべきだと思うんですけれどね。

発券しないと搭乗できないんだから。

ミニマムはあまり変わりがない気がしますが、バリュー(改定後のスタンダード)は、予約後の便の変更が不可になったのはデカいですね。
プライム(変更後のスタンダードプラス)は、受託手荷物が2個から1個へ。

その辺りをどう捉えるか…と言う感じがします。

ただ全体的には許容範囲内の変更かなぁ…と言う気はしますかね。

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