イカからパラカスへ、1時間の小移動
ワカチナからイカの街に出て、そこからバスで次の街へと移動。
とは言っても、全然、大した距離じゃなく。
次の街、パラカス。
移動距離も100キロにも満たなくて、バスで1時間とちょっとってぐらいって所。
なんなら、移動しなくても良かったぐらいで、ワカチナのオアシスからも、パラカスの観光スポットを回るツアーが出ているぐらい。
でも、移動しちゃったのは、海が見える所で、ゆったりするのも悪くないかなぁ…と言うだけの理由。
ゆったりと言っても、2泊しかするつもりは無いんだけれど。
ペルーのバスの最高ランク、“Cruz del Sul”
さて、このイカからパラカスまでの移動は、ペルーのバスにランクがあるとしたら、最高ランクと言えるであろうCruz del Sulと言うバス会社で移動してみた。
南米大陸自体、今回を含めると3回、来ているのですが、その3回共、ペルーとボリビアに来ているのにも関わらず、このCrurz del Sulには乗ったコトがなかった。
理由は簡単で、単に高いから。
ペルーを基点にして、コロンビアのボゴタ・カリ、エクアドルのキト・グアヤキル、アルゼンチンのブエノスアイレス・フフイ・コルドバ・メンドーサ、チリのサンチアゴと言った国際バスも運行している会社なのですが、ペルー国内のバス乗り場は、基本的に独自ターミナルを構えていて共用のバスターミナルには乗り入れないので、街にちゃんとしたバスターミナルがある所だと、速攻で論外になってしまっていたと言うのも大きなポイントでしたけれどもね。
なのに、このイカからパラカスの移動で使ってみたのは、単に“乗ってみたかった”と言うのもあるのですが、そもそも距離が乗車時間1時間と言うぐらいの距離なので、Curz del Sulを使っても、そんなに高くなくて、1番安いチケットだと11ソル。通常価格でも25ソル程度だったと言うだけの話。
さて、イカのCruz del Sulの乗り場に行って、その日に窓口でチケット購入。
イカ始発便はほとんどなくて、基本的にはナスカからリマに行く便がイカにも止まると言う感じ。
ってか、ターミナルに描かれていたコレはなんだ…
貨物や郵便系の宣伝なのでしょうが…
超擬人化と言うか、ホントにアニメ化して出て来そうなキャラ。
こんなキャラが描かれていますが、ペルーでは最高ランクのバスです、間違いなく。
実際にCruz del Sulの乗ってみる
さて、程なくナスカからバスが到着したので、バスに乗り込んでみる。
因みに、乗り込む際には金属探知などのセキュリティがあります(これはペルーのバスだと他でも行われているコトだけれど)。
んで、荷物の預け入れも別のカウンターでの預け入れなので、チケットを買って、荷物を預けて、街中や売店とかに行き易く、1人旅の時は便利かも。
さて、車内。
別にVIPクラスじゃないチケットなのですが、シート幅は横も足元も快適すぎるぐらいに快適な間隔。
1つ1つが少し、上品にまとめられている感じで、さすが“Cruz del Sulやな~♪”と。
まぁ、他のペルーのバスも別に悪くはないんだけれどもね。
でも、ナスカからの便だったのですが、結構、ガラガラ。
まぁ、他のバス会社とも競合が激しい区間だとは思いますが、やっぱりちょっとお高いってのもあるんだろうなぁ…
走り始めて、スグにドリンクサービス。
インカコーラかコーラが選べた。
そして、ランチが配られました。
別に美味しい訳じゃない。
いや、マズイ訳でもなかったけれど。
ただ乗車時間はたったの1時間。
一番安いチケットだと11ソルから。
それでCruz del Sulで移動出来て、飲み物が付いて、ランチが食べられる。
コレ、お得な区間やナイですか~♪
ランチはパラカス~リマで配られるのかなぁ…と思っていただけに、予想外のラッキーさ。
因みに、乗車したのは、12:10発のリマ行きの便。ホントは10:45の唯一のイカ始発の便に乗ろうかと思っていたのですが、間に合わなかっただけなんですけれど、多分、この10:45発だとお昼が配られるのは、パラカスを出てからになる様な気がしますね、時間的に。
逆に短時間の移動でもお昼をドンピシャで跨いで乗るCruz del Sulは、お得感があると言えるかも。
ってな感じで、ホントにあっと言う間の移動だったけれども、パラカス到着。
いよいよペルーもゴールが見えて来たなぁ…
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