かなり好きな町・コパカバーナ
天気が良くないコパカバーナ。
本来ならば、太陽の島に行って…なんて思っていたのですが、天気の良くない太陽の島なんて、梅干しが入っていない幕の内弁当の様なモノで(と言っても、梅干しは好きじゃないので、必ず残すんですけれどもね)、パスする羽目に。
フフイもそうだったし、ボリビアも鉄道移動しようと思ったら脱線だし、ちょっと“何だかなぁ…”と言う感じの流れがチラホラとある様な気がするのが、ウザったいです。
本来なら何泊かしよう…と思っていたのですが、その気も失せてしまって、1泊限りに。
まぁ、初日も午前中に到着しているので、時間はあるんですけれどもね。
でも、太陽の島に行かなかったとしても、コパカバーナは好きな町の1つだったりします。
観光客で持っている様な、小さな町。
ってか、観光客ぐらいしかいない様な町なんだけれども、何が好きかって、この町の雰囲気もあるのですが、ココの教会もその好きの1つ。
世界でも個人的にTOP3に入るぐらいに好きな教会。
因みに、他の2つは、1つはコロンビアのラスラハスの教会。もう1つは悩むんですが、エクアドルのキトにあるバシリカ聖堂かな…。って、3つ共、南米になってしまうのは、“ヨーロッパ”の国に、ほとんどlコトがナイからですかね。
バスでラパスから来る時にも、町の手前から見える大きさの教会。
ぶっちゃけ、コパカバーナの町の規模から考えると、大きすぎる教会。
白を基調とした明るい教会。
晴れていたら、白い色と澄んだ高地独特の空の色が映えるのですが…と思いつつも、何処か重苦しくない感じがする教会。
中に入っても、それは変わらずで、天井が水色で彩られていて、これまたステキな感じなのに、祭壇はボリビアの国内にある教会の中でも随一なぐらいに重厚さ。
明るさに包まれた厳かさがある上に、ホントに熱心に祈っていらっしゃる人が案外いるので、コチラの背筋もシャンとなると言う感じで。
ってか、フフイの教会でも思ったけれども、やっぱり重厚すぎる教会は苦手なんだなぁ…と、つくづく。
その歴史がちゃんと分かっていれば、また違う印象を受けるのかも知れないけれど、大して(いや、ほとんど)分かっていない訳だし。
どちらかと言うと、個人的には教会よりも、宗教施設としては、モスクの方が好きなんだなぁ…とも。
逆に、日本に来た外国人は、神社仏閣を見て、どう思うのかね。
重厚と捉えるだけの知識がある外国人は、そんなに多くは無くて、単に古めかしい木造建造物にしか見えないんじゃないのかしら。
そして、この教会が好きなのは、未だにちゃんと信仰の中心にあるコト。
祈る人、献花する人、地元の人を中心に、ちゃんと信仰の真っ只中にある。
すっかり観光地化された教会も多いし、そんな観光地化された教会に観光客として行く訳だけれども、やっぱり教会の本来の意義を保ち続けている場所の方が、好きなんだな…と思う。
もしかすると、教会よりもモスクが好きな理由は、そこにもあるのかも知れないけれど。
そして、やっぱりトゥルーチャ
コパカバーナ。
町の雰囲気も何か好き。
でも、教会はもっと好き。
そして、トゥルーチャ(ニジマス)。
別に、ラパスでも食べられるけれども、湖畔の食堂で食べるココのトゥルーチャは、やっぱり美味しさが倍増する気分になる。
ティティカカ湖で取れるトゥルーチャ。
まぁ、養殖だったりするみたいですが、個人的には、大好きです。
小さな町だし、太陽の島に行かない場合は、素通りしてしまう人の方が多いかも知れないんだけれども、ココの町が持っている雰囲気は、旅人じゃないと分りえない雰囲気がある様に思える町なんだよなぁ…。
コメントを残す