中央アジアにおける独立記念日

これと言ってするコトが思い浮かばないドゥシャンベ。

別に何もナイ街と言う訳でもナイ。さすがに、タジキスタンの首都なだけはあって、日常生活には全く支障がないし、トロリーバスとかも走っているので、市内も動きやすかったりするので。

でも…

するコトがナイだけなのです。

独立記念日とソ連

そんなタジキスタンですが、街中は独立記念日に向けた準備に余念がない状況。

タジキスタンの独立はソビエト連邦からの独立であり、今年でちょうど25周年。
ってか、この辺りの国は、ほぼほぼ同じ感じになる訳です。

具体的に見てみると…

・ロシア

・カザフスタン
・タジキスタン
・キルギス
・ウズベキスタン
・トルクメニスタン

・ウクライナ

・ベラルーシ
・モルドバ

・アゼルバイジャン
・グルジア(ジョージア)
・アルメニア

・リトアニア
・ラトビア
・エストニア

ってか、どんだけソ連って国を内包しているんだよ…って思いにさせてくれます(因みに、バルト三国は独立と言うか、建前としては独立の確認と言う形だし、ロシアはソ連の継承国なので、独立とはまた違うけれど)。

さすが、アメリカと並んだ大国と言われるだけあります。

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でも、街中の至る所にモニュメントや旗などの飾り付けが絶賛行われている訳ですが、どうもイタリア国旗に見えてしまう自分がいたりします。そもそも毎年、盛大に祝われているのかどうかは謎な所(今年の独立記念日が四半世紀になるので、より盛大なのは間違いない所なんだと思うけれど)。

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日本における建国記念日

ってか、それに比べて日本の建国記念日って、どうも賑わいが掛けている感じがしますし、そもそも建国記念日をちゃんと言えるだけの人が今の日本にどれだけいるんだろう…とも思ってしまいます。何となく、この辺り…と言う人はいるかと思うのですが、最早、日本のその他の祝日に同化してしまっている気がしなくもない。さすがに“海の日”や“山の日”レベルとは異なるかとは思いますが(ってか、日本の祝日ってそもそもの日数が多い上に、良く分からない祝日が多い気がします。海の日や山の日とか、成人の日とか、英語でどう説明していいのかすら分からない…)。

しかも、何故、その日が建国記念日に制定されているのかと言う根本的な所の知識は掛けていますしね。
いや、そもそも建国記念日自体、神武天皇が即位した(と思われるだろう日)なので、最早、何年目なのかも意識出来ませんね。

逆に、そう言う意味では、こうして自国の建国(独立)記念日をしっかりと祝える環境にあると言うのは、羨ましくもあります。

でも、その独立記念日のお陰で、ウズベキスタンとタジキスタンの国境が閉まると言う噂話がちらほら(ウズベキスタンの方が建国が少しだけ早くて9月1日が建国記念日)。

ちょうど、ウズベキスタンのVISAを取りに大使館に行った旅人が大使館員に聞いた所…

“国境が閉まると聞いたのですが…”
“9月1日の独立記念日辺りはクローズでもう閉まっているハズだよ”
“でも旅仲間がその国境を通ってウズベキスタンに入ったんだけれど”
“ん?その人が行けたんなら行けるんじゃん?”

と言う感じだったみたいで、要領を全く得ず。

でも、火のない所に煙は立たぬ…だからなぁ。

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