“世界遺産の地下鉄”がかわいいブダペスト。

実は世界で唯一の世界遺産の地下鉄がブダペストにある

さて、セーチェニ温泉に行った際に利用したブダペストの地下鉄の1号線。

実は、個人的には、この路線、大好きだったりします。

地下鉄で好きも嫌いもあまりナイ様に思えますけれども(そもそも車窓、地下だから何も見えないし、車両も似たり寄ったりだし、乗っている人も多い上にどの町の地下鉄でもスリの被害が出ていたりするケース多いし。

でも、ブダペストの1号線はちょっと特別(その他に好きな地下鉄…を挙げるなら、ブエノスアイレスの1号線ぐらいかな)。

中心部のヴェレシュマルティ広場(Vorosmarty ter)からメキシコ通り駅(Mexikoi ut)までの4.4kmと言う短い路線。

ってか、4.4kmって自転車範囲やん、完全に。

でも、この路線、現時点で“唯一の世界遺産に登録されている地下鉄”だったりもする。

それもそのハズで、ロンドン・イスタンブールに続いて、世界でも3番目に古い地下鉄(イスタンブールの地下鉄はホントに僅かな距離だけでケーブルカー方式なので、地下鉄と呼ぶのか微妙で、省くと世界2番目だし、大陸初の地下鉄と言うコトになる)。

しかも、地下鉄としては初の電車。

そんな華々しい歴史を誇る地下鉄なんですけれども、そのレトロさが個人的には何とも言えない感じで。

レトロなんだけれども便利な路線

そもそも、地下鉄と言っているけれども、ホントに浅い部分を走っていて、日本ではどの駅でも見られる“改札階”がなく、道路から階段を下ったら、もうホームと言う簡便さ。

ってか、地下鉄なのに、外の光がホームに差し込んでいるぐらいだし。

大江戸線も見習ってほしいぐらいの浅さです。

なので、逆に言うと、下りる階段を間違えると、改札階がなく、ホーム直結なので、その方向にしか行けないんですけれどもね。

そして、もちろん、車両もレトロ。
古い車両って訳じゃなさそうなんだけれども、そもそも3両編成。

3両編成って…

 

短っ!!

ってか、フツーにトラムの4・6号線を走っているシーメンスの車体の方が、いっぱい人、乗れるんやない?と言うレベル。

そして、駅間、近っ。
4.4kmの路線なのに、両端の駅を合わせると合計で11駅もあると言う有り様。

ってか…

もうトラムです。
いや、トラムでえーやん。

地下を走ってるトラム。

LRTって感じ。

でも、この近代の地下鉄には見られない感じが、何とも、好き。
駅もコンパクトで、きれいに再整備されているのに、レトロ。
車両も短いし、つり革とかホントに革みたいで、新しいみたいなんだけれども、何処かレトロ。

時がちょっと止まっている感がある。

悪い意味じゃなくて。

地下鉄なのに、レトロ。

きっと当時は、最新鋭だったハズなのに、今や、世界遺産。

でも、現役バリバリの地下鉄。

因みに、世界遺産の登録名は“ブダペストのドナウ河岸とブダ城地区およびアンドラーシ通り”。

ブダペストで観光客が行く様な場所は、大体はコレで指定されていたりするのだけれども、先日行った、セーチェニ温泉も世界遺産に登録されていたり。くさり橋を始め、トラムも走っているマルギット橋も世界遺産だったり…と、ことごとく、世界遺産だったり。

なんなら1号線の上のアンドラーシ通りも世界遺産だし。

 

地下鉄から温泉、道路、橋まで世界遺産。

 

もう…

何でもアリやな。







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