標高差3,000メートル以上の移動へ
ルレナバケからラパスへのバスは思ったよりも本数があった。
ロンプラ的には24時間程度と書かれていたので、ラパスには昼ぐらいに着ける便が良いなぁ…と思ってバスターミナルに行ったら、そんな掛からないとバッサリと言われ、14時間も掛からん、と。
ホントかよ…と、ココロの中でめっちゃくちゃ突っ込んでみる。
でも、とりあえず夕方便がメインの出発時間帯みたいで、その中でも一番早い17時発の便を選択。
これならば、多少、遅れても問題がなく、真っ暗になる前にラパスには到着するだろうなぁ…と。
一応、目安の到着時間は翌朝の6時半らしい。
ひとまずバスが決まって、昼食を食べて、食後に高山病予防の薬を飲んでおく。
普段は、あまり薬とかは飲まないのだけれども、ちょうどマナウスで要らなくなったから…と貰ったモノがあったので。
ってか、標高差が3,000メートル以上ある。
ルレナバケは標高200メートルぐらい。
目指すラパスは標高3,600メートルぐらい。
同じ国として、無理がありますね、これは、マジで。
地図で見ると、ホントにそこまで離れた距離じゃないのに…
ホントに、一気に急上昇するのが分りますね、この距離感で。
いよいよラパスに
さて、バスはパッと見ると、結構まともなバス。
でも、乗ってみるとエアコンもないし、フツーのボリビアクオリティバスでした。
別にそこまでのおんぼろでもナイ。
だけれども、南米の他の国のバスが快適すぎる(特にアルゼンチン)ので、やっぱりどう見ても見劣りしてしまうのは仕方がナイ所。
写真、撮り忘れましたが、↓の写真と同じレベル(因みに、これはリベラルタ~ルレナバケで利用したバスです)。
でも、全然、眠れる自分がいるんだけれど。
気が付いたら、夕食休憩だった。
ココまでは全然、道も天気も良好。
そしてこれから一気に坂道に入って来る。
そして…
バス、故障。
車の下の方から異音が激しく。
何だかんだと2時間以上、直していた様な気がするけれども、それでもラパスの街の手前に到着した頃は、まだ朝の8時前。
もしバスが故障しなかったら、ホントに6時半とかに到着していたと思う。
ロンプラが書かれた時と比べて、道が良くなったのか、単に運が良かったのかは定かじゃないけれども、国境のグジャラミリンからラパスまで、全然、悪路でも何でもなかったし、バスが大きく遅れるコトもなかった。
逆に、こんな朝に到着されてもなぁ…とすら思ったけれど、10年ぶりのラパス。
10年前は何だかんだと50日の滞在になっていたし、その2年前は2週間ぐらい滞在していた街。
旅人の間では挨拶の様に、“今まで行った国や街の中で、一番好きな場所は…”と聞かれるコトが多いけれども、聞かれたら決まって、“滞在日数が一番長かったのがラパスなので、ラパス”と答えていた(多分、バンコクはそれ以上の滞在になっているかもだけれども)けれど、そのラパスに、無事、到着。
とりあえず…
朝カフェでカフェモーニングだな…
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