シャウエンからカサブランカへ移動
シャウエンからカサブランカへとバスで移動。
国営のCTMだと朝は7時発しかないけれど、民営バスだと9時30分発があったので、勿論、民営バスで。さすがに朝7時のバスと言うのは早すぎて厳しい…カサブランカから、その先へ更に移動すると言うのであればCTMでも良かったんだろうけど。
ただ荷物代を20DHと吹っかけて来たり(基本、どのバスに乗っても今まで5DH)、面倒。
やっぱりCTMは国営なだけあって、その分しっかりしている感があるから、出来るだけCTMに乗った方が気は楽だなぁ…なんて、つい思う。勿論、ぶっちぎりましたけれどもね、ガン無視して。
車内はラマダン中と言うコトもあって、空いているかな…と思ったが、程良い込み具合。途中の休憩でも誰も水も飲まず…だったので、ひたすら眠るコトにしたら、気が付けばカサブランカ。
カサブランカの民営バスターミナルは市街中心部からはかなり離れた場所にあって、結構、不便。CTMならば中心部にターミナルがあるので、中心部の宿まで歩いて行けたり出来るのだけれど、民営バスターミナルだとタクシーかバスに乗らないと中心部にはたどり着けないのが難点。
それでも、夕方前には予約をしていたホテルに到着。
“ホテル”。
そう旅の最終地点であるカサブランカはちょっとだけ奮発して、ホテルを予約してみました。
まぁ、何となく…ですが。
“安宿”じゃなくて、“ホテル”。
あぁ、その響きすら久しぶり。
カサブランカの街歩き
早速、街をぶらり。
安息日である金曜日と言うコトもあるし、そもそもラマダン中と言うコトもあって、カサブランカと言えども、お店自体が結構閉まっていて、ちょっとびっくり。
モロッコの中でも商業活動の中心地・カサブランカ。
さすがにカサブランカはラマダンも無関係なのかな…と、実は思っていた。
でも…
あまりそんな感じはせず。
ちょっと拍子抜け。
やっぱりカサブランカと言えども、モロッコ。
イスラム教が主宗教な訳です。
仕方がナイと言うか、当たり前なんだろう。
旧市街から中心部に掛けてをぶらぶらと。
路面電車も走っているし、そこそこ明かりもあって、歩きやすい。
でも、そこにはやっぱり土臭さは薄くなっていて、経済の格差による貧富の差がそこにはあるだけの様に見える。
それは、今まで見て来たモロッコとはまた違う。
そして、その違う風景が、無性にこの旅の終わりが近いコトを実感させてくれた。
そろそろ帰るココロの準備を始めろと言うコトだろうか。
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